こんにちは、マネ子です。
今回のテーマは「生活費を見直す4つのポイント」。
- 節約しているつもりだけど、他にも見直せることってないかな?
- 生活費を節約したいけど、何から始めたらいいか分からない。
- 生活費節約の見直しポイントって何?
このような疑問や悩みを持っている人へ、生活費を見直す4つのポイントを伝えていきます!
見えない出費を抑えて、効果的に節約を続けていきましょう!
Contents
ポイント1.格安SIMに変更し毎月かかる通信費を削減
まず伝えたいのは、生活費を見直す際は固定費から見直してほしいということ!
なぜなら、固定費は自動引落設定にしていることが多く、盲点になりやすいからです。
たとえば、月々のスマホ代。
大手キャリアと契約しており「月々5,000円以上〜10,000円」くらい通信費がかかっている、という人は、格安SIMに変更することで月々3,000〜7,000円ほど節約できる可能性が高いです。
大手キャリアを使い続けている人の中には「安くなるのは分かってるんだけど、解約手数料がとられるから今のままで良い」という人もいるかもしれません。
しかし、格安SIMに乗り換えて年間数万円コスト削減できることを考えると、解約手数料を払ってでも格安SIMに乗り換えるメリットは大です。
たとえば、現在、ソフトバンクの解約手数料は約10,000円。
契約更新月以外に解約すると、4,000円から10,000円がかかります。また、携帯電話機を「スマート一括」でご購入の場合、別途、契約解除料が必要になる場合がございます。
引用元:ソフトバンク
しかし、格安SIMに乗り換えて月々の支払いが5,000円安くなったのであれば、2ヶ月後には元を取ることができます。
仮に2,000円しか安くならなかったとしても、半年以内には解約にかかったコストは回収可能です。
そして、その後はずっと節約効果が続きます。
もし、大手キャリアを使い続けたいという人も、契約時よりオトクな新プランが出ている可能性もありますので、定期的に見直しをおこなうようにしましょう。
ポイント2.電気とガスの自由化を利用しよう
従来、電気やガスは地域の大手電力会社・ガス会社が独占的に販売していることが多く、利用者にとって選択肢がいっぱいあるという状況ではありませんでした。
しかし、2016年4月には電力自由化が、2017年4月にはガス(都市ガス)自由化がスタートしました!
自由化によって好きな事業者を選べるようになり、より安いプランで電気やガスを利用できる可能性が出てきたんです。
電力自由化と、ガス(都市ガス)自由化について、もう少しくわしく見ていきましょう。
電力自由化
2016年4月に自由化される以前は、契約が50kw以下の利用者(一般家庭やコンビニなど)は、地域の電力会社からしか電気を購入することができませんでした。
しかし、自由化以降は、さまざまな事業者からより安いところを選べるようになったのです。
具体的は次のような事業者が参入してきました。
- 東京ガス
- 大阪ガス
- 昭和シェル石油
- KDDI
- ニフティ
- J:COM 電力
見て分かるとおり、電力供給事業をメインとしていない事業者が多いですよね。
これらの事業者は「新電力(PPS)」と呼ばれ、既存のサービスとセットで割引販売していることが多いです。
電気自由化によって電気料金がいくら安くなるかを知りたい場合は、価格コムのページにあるシミュレーションツールが便利です。
ガス(都市ガス)自由化
2017年4月には、ガス会社を自由に選べるガス自由化が始まりました。
ガスボンベに詰められたLP(プロパンガス)はこの時点ですでに自由化されており、今回は都市ガスが対象です。
都市ガス自由化により、以下のガスが自由化対象となりました。
- 都市ガス
- 簡易ガス
- LP(プロパンガス)
ガス自由化の大まかな内容は、電力自由化と同じです。
つまり、これまで地域で決められたガス会社としか契約できなかった家庭でも、自由にガス会社を選べるようになったんです!
なお、ガス管はこれまでの事業者が管理しますので、工事は不要です。
ガス自由化によってガス料金がいくら安くなるかを知りたい場合は、価格コムのページにあるシミュレーションツールが便利です。
現在契約中のガス会社、提供エリア、月間使用料などを入力するだけで、ガス代をいくら節約できるかが分かります。
ポイント3.クレジットカードや電子マネーを利用しポイントを貰おう
日々の買い物は、現金ではなくクレジットカード・電子マネーで支払った方がポイントが付いて節約につながります。
貯まったポイントには、次のような使い道があります。
- 次回の支払いに充てる
- 他のポイントに交換する
- 特定の商品と交換する
還元率の高いクレジットカードだと、買い物するたびに1%程度のポイントが手に入ります。
たとえば、毎月の食費に30,000円程度かかっている場合。
現金決済ですと30,000円の支払いですが、還元率1%のクレジットカード決済にすれば29,700円に。300円の節約になりました。
もちろん、これだけではありません。
クレジットカードや電子マネーには、
- 年間利用額によって還元率がアップする(昨年1年間の利用額が多いほど還元率が高くなる)
- ボーナスポイントを受けられる(例:新規入会特典や期間限定キャンペーン特典など)
といったメリットもあります!
自分に合ったクレジットカード・電子マネーを選び、ポイントをどんどん貯めて節約へつなげましょう。
ポイント4.国・地域の補助金をうまく利用しよう
意外と知らない人も多いのですが、国や地方公共団体が用意してくれる補助金や助成金制度をうまく利用することでも、生活費をおさえられます。
いくつか制度を挙げてみますね。
- 妊娠健康診査助成……妊婦健康診査の費用は、全額自己負担となるものですが、東京都内の区市町村では、検査費用の一部を助成する制度を実施しています。
- 出産育児一時金……協会けんぽの被保険者およびその被扶養者が出産した際に申請をおこなうと、1児につき42万円が支給されます。
- 児童手当……中学校卒業までの児童を養育している方は、児童の年齢に応じて1人あたり10,000〜15,000円の手当を受けることができます。
このように、私たちの経済状況やライフイベントに応じたさまざまな助成金・補助金制度が用意されています。
多くは申請するだけで受け取れますので、どんな制度があるかを知り、うまく利用しましょう。
まとめ:見えない出費を抑えてポイントや助成金を上手く利用しよう
- 見えない出費「固定費」の見直しこそ節約効果大
- 現金払いが多い人はクレジットカードや電子マネーなど還元のある支払い方法を検討してみる
- 国や地域の制度をうまく利用する
今回は、生活費を見直す4つのポイントを伝えてきました。
「節約したい」そう考えたとき、「衝動買いを減らす」「安いスーパーで買う」といった節約方法を想定する人も多いでしょう。
しかし、見えない出費「固定費」こそ真っ先に見直したいポイント。
過去に1度見直したことがあっても、その時よりもさらにお得なプランが登場していることもあります。
見えない出費を定期的に見直し、節約につなげていきましょう!