節約術

【安ければいいは間違い!】コスパを意識すればお金は貯まる!

こんにちは、マネ子です!

チラシやWeb広告でこんな言葉を見たことはありませんか?

「激安大特価!」

「今だけ〇円!」

「先着5名様限定!1,980円!」

どれも魅力的な言葉ですね~!

”激安”とか”今だけ”とか言われると、ついついお得に感じてしまい買ってしまいます。

でも、ちょっと待ってください。

そのお買い物の「コスパ」って考えたことありますか?

コスパとは、コストパフォーマンスの略でして、払ったお金に対してどれだけの対価があるかの指標で使われます。

そして、お金を貯める為にはこのコスパがとても重要なんですね。

ということで今回は、お金に関わる「コスパ」をテーマにお話をしていきます!

節約時に大事なのはコスパ!

突然ですが、皆さんならどちらのシャツを買いますか?

  • 2000円で1年使用できるシャツ
  • 1万円で10年使用できるシャツ

この時にどちらを買うかを決めるのに使う指標が、「コスパ」です。

コスパが良いものを買うのは当然のことですが、果たしてこの2つのシャツでコスパが良いのはどちらでしょうか?

結論から言うと、コスパが良いのは「1万円で10年使用できるシャツ」ですね!

一見1万円のシャツの方が高くてコスパが悪いと思いがちですが、長い目で見てみると違うことが分かります。

  • 2000円のシャツ:10年で2万円
  • 1万円のシャツ:10年で1万円

10年後を考えると、最終的には1万円のシャツの方が1万円安く済みます。

まあ、10年間同じシャツを着るというぶっとんだ設定ですが、「コスパ」の理論的にはこういうことです。

他にも、「安い靴下を買ったら、ゴムが伸びなくて一度も履けなかった」なんて、よくある失敗例ですよね。

安いものを買って結局あまり使わないというのは、誰しも経験したことがあるかと思います。

このことからも分かるように、「安ければ良い」というのは節約してるように見えて、実は無駄遣いしていることが非常に多いんですね

逆に、「1つ1000円の高いハンガーを買って、5年以上折れずにずっと使えている」というような、高かったけど価値あるものを買うのは、コスパが良い買い物といえます。

このように長い目でコスパを考え買い物できる人は、お金の使い方がうまく、お金も貯まりやすいんですね!

値段ではない、コスパが良い3パターン

それでは、どういったお金の使い方がコスパが良いのか?

主に、以下の3つの買い物のやり方がコスパ良くておすすめです。

  1. 質は普通だが値段が安い
  2. 質が高く値段は普通
  3. 価格は高いが質が最強

それぞれに特性があり、買い物のジャンルによって使い分ける必要があるので解説していきます。

※人それぞれ値段や質に対する価値観は違うと思うので、「価格が高い・低い、質が高い・低い」などは、あくまでイメージとして捉えてください!

質は普通だが値段が安い

まず一つ目が、「質は普通だが値段が安い」の買い物についてです。

対象の買い物ジャンル

食品や日用品など消耗品(EX:卵、牛乳、ティッシュなど)

食品や日用品とは、いわゆる3つの出費(消費・投資・浪費)の中でも消費に当たるもの。

お金の使い道として「消費」は出来るだけ下げたいところなので、値段が安いものを買いたいところです。

買い物の良い例・悪い例

Aさんの今夜の夕食はすき焼きで、スーパーまで牛肉を買いに来ています。

  • 良い例:アメリカ産の普通のお肉¥500
  • 悪い例:セール品の国産のお肉¥1,280

セールだからといってお得感を感じ、高い方を買ってしまうのは良い判断とは言えません。

もちろん何かのお祝いで「ちょっと高いお肉買おう♪」とかならOKですがほどほどに(笑)

ただし注意点として、「隣町の卵が10円安いからそっちで買おう!」というような労働節約は時間的なコスパが悪いのでやめましょう。

労働節約については、こちらの記事で詳しく解説しています。

質が高く値段は普通

二つ目が、「質が高く値段は普通」の買い物についてです。

対象の買い物ジャンル

服や靴など、日常的に身に付けるもの

先ほど、2000円のシャツと1万円のシャツの話をしましたが、服や靴などがここに当たります。

日常から使うものなので、質が高く長持ちするのが良いですが、高すぎるのも良くありません。

買い物の良い例・悪い例

Bさんは、靴下を買う為にデパートへ来ています。

  • 良い例:ユニクロのそこそこ質の良い靴下¥990
  • 悪い例:シャネルの靴下¥82,400

これは極端な例ですが、靴下ひとつに8万円も出す必要はありませんね。

※ここではあくまで「節約をしたい!」という人に向けて書いているので、ファッションが好きな人は好きなものを買いましょう。

価格は高いが質が最強

三つ目が、「価格は高いが質が最強」の買い物についてです。

対象の買い物ジャンル

仕事道具など、自分の生産性や効率をあげてくれるもの

ここがお金を稼ぐ人とそうでない人の分かれ目といっても過言ではありません。

買い物の良い例・悪い例

映像クリエイターのCさんは、動画編集をするためのPCを買いに電気量販店へ来ています。

  • 良い例:Macの最高スペック¥388,000
  • 悪い例:最安のロースペックPC¥24,800

一見MacのPCの方がコスパが悪いように思いますが、動画編集においてPCのスペックは最重要なので、将来的なコスパをみれば、最高スペックのPCを買うのが吉です。

このように仕事の生産性を高くするものに関しては、値段が高くなったとしても質の高いものを買うべきですね!

YouTuberのヒカキンさんが、「仕事道具には最高級品を」と口にしているのは有名な話ですが、成功している人は仕事の生産性を上げるものに対してはケチりません。

仕事において、「PCが重くて作業効率が悪い」「仕事場の椅子があってなくて集中できない」などの不満を持っている方は、質の高いものに買い替えるなどの対策をとりましょう。

「安ければいい」は間違い

コスパについて解説してきましたが、改めて「安ければいい」の間違いについて見ていきましょう!

では、ここまで「コスパ」について学んできた皆さんに問題です。

以下の2つなら、どちらを買うのがコスパが良いでしょう?

  1. 半年たったら使えなくなるけど1万円の財布
  2. 10年使えるけど10万円の財布

正解は・・・「2番の10年使えるけど10万円の財布」です。

1万円で安いけど、半年しか使えなかったら10年間で20回も財布を買い替えなければなりません。逆に10万円の財布なら、10年間1度も買い替える必要がないんですね。

この例でも分かりますが、「安ければいい」というのは、明らかに間違いなのが分かります。

「質は普通だが値段が安い」のはいいですが、「質が悪い・値段が安い」というのは全くお得じゃないんですね!

ですので、冒頭で書いた「激安大特価!」や「今だけ〇円!」という言葉に惑わされず、本当に必要なものだけ買うようにしましょう!

まとめ: コスパを意識すれば勝手にお金はたまる

今回のまとめ
  1. 「安ければいい」は間違い
  2. 買い物するときは、コスパを意識する
  3. 仕事道具にはケチるな!

もう一度おさらいで、コスパの良いというのは、以下のような買い物です。

〇:コスパが良い=対価が大きい買い物

×:コスパが良い=ただ安い買い物

コスパのいい買い物を心がけると、それ自体が節約になります。

そしてそれをコツコツと継続していくことにより、お金も貯まっていくでしょう。

人生を豊かにするために「コスパ」を意識して、生活していきたいですね!