お金の知識

【新社会人の皆さんへ】働き始めたら知っておくべきお金の話

こんにちは、マネ子です!

今回は、新社会人の皆さんに知ってほしいお金の話をしていきたいと思います。

働き始めると、自分の口座に毎月給料が振り込まれるようになります。

学生時代にバイトで稼いでいた人もいるでしょうが、ほとんどの人が当時のバイト代よりも大きなお金を手にすることになるはず。

  • 「ずっと欲しかったものを買おう」
  • 「お世話になった親へプレゼントしてあげよう」
  • 「毎月少しずつ積み立てて海外旅行に行こう」

……お金の使い方を考えるだけでわくわくしますよね!

ただ、お金の使いみちというとこのように「使う(消費)」に目が向きがちなんですが、それだけではないんです。

これから私といっしょに、お金の使い方について勉強していきましょう!

給与明細をしっかり確認しよう

使い方よりも最初に伝えておきたいのが、会社から受け取る給与明細をしっかり確認しよう!ということ。

「給与明細をもらっても手取り額しか見ない」という人や、そもそも「給与明細なんかもらってもすぐ捨てる」という人も少なくないと思います。

しかし、給与明細には、会社によって違う福利厚生や控除される税金など載っていて、しっかり理解すればお金の勉強にもなるんです!

ざっくりお伝えしますと、給与明細には、次の3つの情報が記載されています。

給与明細で確認できること
  1. 「勤怠」……給与計算のもとになる労働日数や欠勤日数
  2. 「支給」……基本給のほか、各手当を含めた総支給額
  3. 「控除」……社会保険料や税金など給与から差し引かれるお金

これら3つの金額から、実際あなたの手元に入ってくる手取り額が算出されているんですよ。

給与明細をしっかり見ておくことは、お金の勉強のためだけでなく、不当な控除や事実と違う記録がなされていなかをチェックするためにも有効です。

たとえば「支給」欄には残業代が記載されていますが、実際の残業代よりも少なく記載されていないかどうか?時間外手当としてちゃんと25%増になっているかどうか?などチェックするクセをつけましょう。

▼給与明細でチェックすべき箇所については、こちらの記事でくわしく説明しています!

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貯蓄をしよう

入ったら入った分だけ使ってしまうことが無いように、計画的に貯蓄するようしましょう。

貯蓄を成功させるコツは「先取り貯蓄」。

先取り貯蓄とは、「月々の給料(収入)から先取りして貯蓄」するという方法です。

たとえば「毎月3万円ずつ貯めて、1年後に海外旅行に行こう!」と決めたとします。

この場合、毎月の給料が入ったらなるべくその日のうちに3万円を貯蓄用口座など、普段使い用の口座とは別の場所へうつすようにします。

こうしておけば、確実に目標額を達成できます!

先取り貯蓄の3ステップ
  1. 貯蓄用口座をつくる
  2. 目標貯蓄額を設定する
  3. 先取り貯蓄を始める

銀行の積み立て定期や財形貯蓄などを利用するのも良いですね。

「余ったら貯蓄に回そう」ではなかなか貯まらないものです。

貯蓄は「先取り貯蓄」を徹底しましょう!

▼先取り貯蓄やその他の貯蓄法について解説したこちらの記事も参考にしてください!

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保険に入ることを検討しよう

社会人になり働き始めたら民間保険への加入を検討する人も多いと思います。

保険会社からダイレクトメールが届いたり、保険屋さんが会社に直接セールスに来たりといった機会が増えるでしょう。

しかし、広告や保険員のセールストークに流されることなく、自分でも調べた上でよく検討して選ぶようにしましょう。

保険会社や保険屋も自分たちの利益を考えています。会社なので、当然といえば当然ですよね。

さりげなく不安をあおるようなことや、「若いうちに入っておけば保険料も安くおさえられますよ」といった言葉で勧誘してくるでしょう。

自分でもよく検討した上で「やっぱり必要だ」と思えれば加入すれば良いのですが、実は民間保険に加入せずとも公的保険でじゅうぶんまかなえる部分もあります。

たとえば高額療養費制度という公的制度を使えば自己負担限度額の上限以上の支出はありませんし、そもそも自分で貯蓄しておいたほうが民間保険へ加入して毎月数千円を掛け捨てるよりもコスパが良いこともあります。

保険を選ぶ際は、自分にとって必要最低限のプランを選ぶようにしましょう。

投資をしよう

社会人になったら、貯蓄だけでなく投資も始めてみましょう。

今は多くの人が気づいていますが「貯蓄でお金が増える」という考えは、遠い過去のもの……。

これからは、貯蓄だけでなく投資も必要な時代になってきています。

資産運用の基本である「長期・積立・分散」という観点から考えても、投資は早くから始めたほうが有利!

自分のお金で少額でも投資することで、お金の勉強にも身が入ります。

ただ、最初から無理な投資をしないよう注意が必要。

短期でハイリターンを狙えるような投資法は、リスクも相応に高いことがほとんど。

若い今だからこそ長期投資を前提に、無理のない金額で投資をスタートしてみてください。

▼「投資って言われても何に投資したらいいかさっぱり分からない」という方は、さまざまな投資方法を解説したこちらの記事も参考にしてくださいね!

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まとめ:お金の使い方について勉強しよう

まとめ
  1. 給与明細に書かれてある内容をしっかり理解すればお金の勉強になる
  2. 給与から先取り貯蓄を始めてみよう!
  3. 必要最低限の保険に入ろう!
  4. 若い今だからこそ有利な長期投資を始めよう!

社会人になると学生時代に比べてお金の自由度が増しますね。

だからこそ、お金の使い方を知っている社会人と知らない社会人とでは、数年後、数十年後に大きな差がついてしまうのです。

しかし不安に思う必要はありません。

今回伝えてきたように、お金について「勉強」し、貯蓄で着実に「貯めて」、保険で万一に「備えて」、投資で「増やす」ことがしっかりできていれば、お金に困ることはありませんよ!