資産運用

【超初心者向け】投資信託とは何か?宇宙一わかりやすく図解してみる

こんにちは、マネ子です。

皆さんは、投資信託をご存知ですか?

なんか聞いたことあるけど、実際何なのかよく分からない、という方も多いと思います。

ということで今回の記事では、「投資信託」について初心者向けに解説していきますね!

投資信託とは何か?

皆さんは投資信託と聞いてどんなイメージを持ちますか?

なんとなく、株と似たような金融商品のイメージを持っている方が、多いのではないでしょうか?

投資信託とは、簡単にいうと「投資を専門家(プロ)にお任せする金融商品」のことです。

投資信託の仕組みを説明する際、4つのポジションを理解しておくと分かりやすいです。

  1. 投資家:投資信託をする人
  2. 販売会社:投資家との仲介役
  3. 投資信託委託会社:実際に金融商品を運用する会社
  4. 信託銀行:資産を管理する

投資信託の仕組みとしては、複数の投資家から集められた資金が投資信託委託会社に集められ、まとめて運用します。

そこから出た利益が、投資家に分配金としてフィードバックされます。もちろん金融商品なので損失が出る場合もあります。

また、投資信託は取り扱う商品によって、主に以下の2つの種類に分けられます。

  • 株式投資信託:株式や債券を扱う
  • 公社債投資信託:国債・地方債・社債を扱う

投資信託というと株式のイメージが強いですが、実は債券も扱っているんですね!

ここまでの話だと、自分で株や債券を運用するより、プロに任せて運用できる投資信託の方が絶対いいじゃん!と思われるかもしれませんが、良いものには欠点があるものです。

投資信託の欠点の1つとして、「信託報酬」という手数料がかかる事が挙げられます。

信託報酬とは、仲介の販売会社や実際に金融商品を運用する投資信託委託会社、資産を管理する信託銀行への手数料として支払います。

こんな感じで、投資信託にはメリット・デメリットがあるので、このあと詳しく解説していきますね!

投資信託のメリット

投資信託のメリットは主に、以下の通りです。

  • 少額から投資可能
  • 複数銘柄に投資するのでリスクが低い
  • 運用をプロに任せることができる
  • つみたてNISAと相性が良い

それぞれ順番に解説していきますね!

少額から投資可能

株式に投資しようと思うと、何十万、何百万と元手が必要なイメージがありますが、投資信託は少額から投資可能です。

金融機関によって投資金額がかわりますが、通常1万円程度からはじめられます。

ネット証券だと、100円(コーヒー一杯分)からはじめられる事がほとんどですね!

ですので、投資初心者で「出来るだけ金銭的リスクを下げたい」という人に、投資信託はおすすめです。

複数銘柄に投資するのでリスクが低い

投資の基本でもある、分散投資。

「卵は一つのカゴに盛るな」という、ことわざは誰でも聞いたことがあるかと思いますが、投資信託は分散投資が容易にできます。

通常、個人で分散投資をしようと思うと、多額の元手が必要になりますが、投資信託なら少ない資金でもプロが分散投資をしてくれるので、リスクが低い投資方法といえます。

運用をプロに任せることができる

冒頭でも書きましたが、投資信託の一番の特徴は、資産運用を専門家(プロ)に任せる事ができること。

時間的に余裕があり、証券取引所がひらいている9:00~15:00まで、株のことばかり考えられればいいのですが、他に仕事を持っている方はそうはいきません。

それに投資には、株式や債券の知識や手法などを勉強する必要があるので、忙しいビジネスパーソンには少しきついですよね。

そんな「忙しいけど、投資をしてしたい!」という人に、投資信託はピッタリの投資方法といえます。

つみたてNISAと相性が良い

皆さんは、つみたてNISAをご存知でしょうか?

つみたてNISAとは、税制面で優遇を受けながら、少額の積立投資でできる制度のことです。

通常投資の利益には20%の税金がかかりますが、つみたてNISAを利用すれば税金がかかりません。

つみたてNISAでは、投資信託をメインに扱うため、投資信託と相性がいいんですね!

投資信託のデメリット

投資信託のデメリットは主に、以下の通りです。

  • 信託報酬という手数料がかかる
  • 購入手数料がかかる場合がある
  • リスクが低い分、大きな儲けは期待できない
  • リスクは低いが元本割れの可能性がある

それぞれ順番に解説していきますね!

信託報酬という手数料がかかる

投資信託は、専門家に運用をお願いできる反面、信託報酬という手数料がかかります。

この信託報酬には、運用会社への報酬だけでなく、販売会社の事務への報酬、信託銀行の管理への報酬が含まれます。

信託報酬の割合は、0.03%~2.3%と扱うファンドによって様々ですが、出来る限り抑えたいコストのひとつですね。

購入手数料がかかる場合がある

原則として、投資信託を購入する際に、「購入時手数料」がかかります。

購入手数料は、大体0~3%と様々ですが、ネット証券のほうが安い傾向にあります。

また、「ノーロードファンド」という購入時手数料を無料にしたものも存在します。

リスクが低い分、大きな儲けは期待できない

メリットでもお話ししましたが、投資信託は分散投資、少額でOK、などローリスクで始められます。

しかし、その分「大きな儲けは期待できない」という側面を持ち合わせているので、投資信託は、ローリスクローリターンの投資だという事を忘れないようにしておきましょう!

リスクは低いが元本割れの可能性がある

金融商品には「元本割れ」という、購入時の投資額を下回ってしまうリスクがあります。

簡単にいうと、資産が減ってしまうリスクのことです。

リスクが低いとはいえ、投資信託も金融商品の一部なので、もちろん元本割れのリスクがあるので、そういったリスクも承知の上で投資をしましょう!

投資信託を買う上での注意点

投資信託はリスクの低い投資ではありますが、購入時には注意も必要です。

最低限、以下の項目は抑えておきましょう。

  • ネット証券で購入手数料を下げよう!
  • 運用実績を確認しよう!

ネット証券で購入手数料を下げよう!

投資信託の買い方は2つの方法があります。

  • 銀行
  • ネット証券

この中でもおすすめなのが、ネット証券です。というよりネット証券一択と言っても過言ではありません。

理由としては、ネット証券の方が購入手数料や信託報酬などの手数料が安いからなんですね。

ネット証券なら、購入手数料ゼロの「ノーロードファンド」もたくさんあるので、コストを抑えることが可能になります。

こういった手数料を抑えることが、運用成績に直結しますので、慎重に考えましょう。

その他にも、ネット証券を使うメリットとして、件数が多い、ネット完結でできる、などのメリットもあります。

運用実績を確認しよう!

ファンドを選ぶ際は手数料だけでなく、運用実績もしっかりと確認しましょう。

  • 運用年数
  • 純資産
  • 償還日
  • 資産のタイプ

などなど、これらの項目もみて、トータル的にどの投資信託を選ぶのが良いのか判断することが投資を成功させるためには重要です。

まとめ: 投資信託は、投資初心者向け

今回のまとめ
  1. プロが運用してて、少額から投資可能
  2. リスクが小さいため初心者向け
  3. ネット証券を活用しよう

投資信託は、ネット証券などを活用すれば100円からという少額で投資可能です。

ですので、投資に興味がある初心者の方は少額から投資信託を始めてみるのがおすすめ!

ちなみに、本サイトの管理人も投資信託を購入しています!

ぜひ、みなさんも少額から投資の世界へ足を踏み入れてみては?