お金の知識

【お金がない】金欠で困ったときに絶対やってはいけない3つのこと

こんにちは、マネ子です。

計画的にお金を使っていても、急な出費などで金欠になることがあると思います。

そんな時は「どこからかお金を借りよう」と考えますよね。

しかし、金欠で困っていても絶対にやってはいけない借り方があります。

場合によっては、金欠前よりもお金がなくなってしまうなんてことも……。

そこで今回は、金欠で困っている時でもやってはいけないお金の借り方を伝えていきます!

金欠にならないのが一番ですが、今後金欠になってしまった時に間違った方法でお金を借りずに済みますよ。

1.闇金からお金を借りる

金欠で困っていても「闇金」からお金を借りてはいけません!

借りたお金を返せなくなり、さらなる借金に苦しむケースが多いためです。

そもそも「闇金」とは、「違法な高金利で貸金業務を行う無登録業者」のこと。

闇金は次のような甘い言葉で、お金に困っている人を誘惑します。

  • 低金利で融資します!
  • 他のところで借りられなかった人でもOK!
  • 即日融資できます!

通常だったら「いかにも怪しい」と感じるものでも、お金に困っている時は正常な判断ができません。

闇金は借りる時は簡単に借りられるのですが、違法な高金利のため返済請求額は雪だるま式にふくれあがります。

しかも、返済が遅れた場合には勤務先や家族、親戚まで脅迫まがいの取り立てにあい、精神的に追い詰められてしまいます!

ちなみに、出資法で定められている上限金利は年20%です。

出資法で定める上限金利は年20%です。これを超える利息は出資法違反となり罰則の対象となります。借入れの際には、利息が年20%を超えていないかどうか確認してください。

引用元:金融庁|違法な金融業者にご注意!

あなたが貸金業者からお金を借り入れることを検討するさいは、金利が年20%を超えていないかを必ず確認してください!

2.リボ払いで買い物をする

クレジットカードを使ったリボ払いでの買い物も要注意です。

「リボ払い」とは、「利用金額や利用件数にかかわらず月々の支払額を一定にする支払い方法」です。

たとえば、カードで50,000円の買い物をしたとしましょう。

1回払いだと50,000円を一気に引かれてしまうのですが、リボ払いを10,000円に設定した場合5ヶ月に分けて支払うことができます。

これだけ聞くとリボ払いのほうが良いように思えるのですが、リボ払いには支払い残高に応じた手数料がつきます。

たとえば、支払い残高が50,000円で、実質年率が15%の場合。手数料は、次のように計算します。

50,000円×0.15×30日÷365日=616円 ※端数切り捨て

月々1万円ずつ返済する設定にしていた場合の返済額は次のとおりです。

  • 返済1回目……10,000円+616円
  • 返済2回目……10,000円+493円
  • 返済3回目……10,000円+369円
  • 返済4回目……10,000円+246円
  • 返済5回目……10,000円+123円

返済額とは別に、手数料合計1,847円かかりました。ただしこれは追加でリボ払いしなかったケース。

もしリボ払いの返済中に他の買い物を追加した場合、支払い残高も手数料もその分増えていきます

この仕組みを分かっていないと、「リボ払いで毎月ちゃんと返済してるから大丈夫♪」と思っていたのに、実際は手数料を支払っているだけで、元金はちっとも減っていなかった、ということがあり得るのです。

3.ギャンブルで一攫千金を狙う

金欠の時はギャンブルで一攫千金を狙おう!という考えもありますが、ギャンブルはマイナスサムゲーム。

ギャンブルをする人は「まず勝てない」ということを肝に銘じましょう。

ギャンブルがなぜ勝てないかと言うと、胴元(ギャンブルや賭場の運営者)の儲けがあるからです。

胴元には、ギャンブルをする人に大きく儲けさせようという考えはなく、自分たちがいかに大きく儲けるかを考えて仕組みをつくっています。

「自分たちが儲けよう」と考えて仕組みをつくっている人たちが、わざわざお客さんに儲けさせるわけがありませんよね。

ギャンブルは、必ず損をするように仕組まれているのです。

どれも逆にお金がなくなるだけ

ここまで、金欠で困ったときに絶対やってはいけない方法を3つ伝えてきました。

やってはいけない理由とともにおさらいしましょう。

  1. 闇金からお金を借りる(借金が膨らむだけだから)
  2. リボ払いで買い物をする(手数料が高くつき元金の返済は終わらないから)
  3. ギャンブルで一攫千金を狙う(絶対に損をする仕組みになっているから)

どうしてもお金が必要な場合は、上記3つ以外の方法で、かつ金利がかからない方法を使ってください。

たとえば、親族や知人に頼んでお金を貸してもらったり、無利息のカードローンを利用するなどです。

ただ、人からお金を借りる方法も実はおすすめできません。

もし返済できなかった場合、人間関係が悪化してしまうからです。

仮に返済できたとしても、あなたがお金を借りた相手は「この人、お金にルーズなのかな?どうして金欠なんだろう?」「またお金貸してって頼まれるんじゃないか?トラブルに巻き込まれたくないし、距離を置こうかな」などと考えるかも知れません。

人からお金を借りること自体が、あなたの周囲の人間関係に悪影響を及ぼしうると理解しておきましょう。

まとめ:本当にお金がない場合には根本的な対策が必要

今回のまとめ
  1. 金欠で困った時でも闇金やリボ払いを利用しない
  2. ギャンブルで一攫千金を狙っても絶対に損をする
  3. お金を借りればますますお金が減っていく
  4. 金欠にならないよう根本的な対策が必要

金欠で困っている時はどうにかしてお金を借りる手段を考えますが、そのほとんどが逆にお金を減らしてしまうものばかりです。

さらに、お金がないという焦りや不安感によって、通常なら「明らかにあやしい」と分かる儲け話にさえ乗せられてしまいかねません。

金欠は借金したところで根本的に解決しませんが、それでも借りる場合は借りたお金以上の利益が得られるもの以外からは借金しないようにしましょう!