お金の知識

【夢の一攫千金!】宝くじの1等が当選する確率とは?

こんにちは、マネ子です!

今回の記事では、ずばり「宝くじ」についてのお話をしていきたいと思います。

宝くじって、夢を求めてついつい買ってしまう人が多いですよね。

でも、実際のところ1等が当たる確率ってどのくらいなのか知らない人もいるでしょう。

ということで今回は、宝くじの1等が当たる確率や、どうしてみんな宝くじを買ってしまうのかなど、「宝くじ」について掘り下げていきましょう!

宝くじの1等が当たる確率は2,000万分の1

宝くじというと、色んな種類がありますよね。

その中でも、年末に発売される「年末ジャンボ宝くじ」を購入される人は多いのではないでしょうか。

2018年の年末ジャンボは、1等の当選金額はなんと7億円。

しかも当選本数が24本なので、なんとなく当たる気がしてしまいますよね。

でも実は、1等の当選確率は0.000005%と言われています。

つまり、1等の7億円が当たる確率は、2000万分の1ということです。

2000万分の1なんて、想像のつかない確率ですよね。

よく宝くじの当選確率は、「雷に打たれる確率よりも低い」とか「空の上から北海道に1円玉を落として、北海道内にいる自分に当たる確率」という風に例えられています。

こんな例えを聞くと、「宝くじ1等なんて、まず当たらないだろう」と思ってしまいますが、どうしてみんな宝くじを買うのでしょうか。

人はなぜ宝くじを買うのか?

一般財団法人日本宝くじ協会の統計調査によると、18歳以上で、宝くじを今までに買ったことがある人は88.7%、宝くじを買ったことのない人は11.3%です。

ほとんどの人が宝くじを買ったことがあるということですよね。

そして、宝くじを買ったことのある人の平均の購入金額は、年26,650円なのです。

この調査で、多くの人が宝くじを買っていて、さらに購入金額もけっこう多いのがわかるでしょう。

でもどうして、こんなにも多くの人が宝くじを買うのでしょうか。

実は、みんなが宝くじを買ってしまう理由として、テレビCMなどの広告が挙げられます。

CMなどで、「なんと億万長者が30人も!」と言われると、「もしかして自分も当たるかもしれない!億万長者になれるかも!」なんて惑わされてしまう人は少なくありません。

今、ドキッとしませんでした?

確かに、ごく普通の庶民がいきなり7億円も手に入れる方法は、宝くじくらいしかありませんよね。

しかも、宝くじを購入してから当選番号の発表があるまで、「7億円当たったら何をしよう、何を買おう」と夢も見られます。

それに、宝くじの収益金は福祉にも使われるので、宝くじに当選しなくても「無駄遣いをした」というような罪悪感を抱きにくい、というのもあります。

こんな感じで、多くの人が宝くじを買ってしまうのです。

宝くじ=ギャンブルということを理解しよう

ついつい夢を求めて買ってしまう宝くじですが、実は宝くじもギャンブル。

パチンコやスロットと同じようにハイリスク・ハイリターンのギャンブルなんです。

ただ、パチンコやスロットは攻略法がいくつもあるので、本人のテクニック次第で勝利に近づけることも。

実際に、金額は少なくてもパチンコやスロットで儲けた、という話はよく聞きますよね。

しかし宝くじは、100%運次第。パチンコやスロットよりもずっとハイリスク・ハイリターンといえるでしょう。

パチンコやスロットは、テクニック次第で勝てることも

宝くじは100%運次第

ところであなたは、宝くじの還元率を知っていますか?

還元率というのは、戻ってくるお金が購入金額に対してどれくらいか、を表しています。

つまり、還元率は高い方がよりお金が戻ってくるというわけです。

総務省の調査によると、宝くじの還元率は45.7%

宝くじは当選金品については、所得税はかかりませんが、それでも45.7%という低い還元率です。

ちなみに、公共競技(地方競馬・競艇・競輪・オートレース)の還元率は58.5%、サッカーくじは、49.6%。

これらの中で、宝くじの還元率が一番低いですよね。

宝くじの還元率:45.7%

公共競技の還元率:58.5%
※地方競馬・競艇・競輪・オートレース

サッカーくじの還元率:49.6%

つまり宝くじは、購入金額に対して戻ってくる金額が故郷競技やサッカーくじと比べて少なく、非常にハイリスク・ハイリターンのギャンブルというわけです。

さらにギャンブルで怖いのは、依存性。

パチンコやスロットであれば勝つこともあるので、勝った時の喜びが忘れなくてお金をどんどん使ってしまう人もいるでしょう。

一方で宝くじは、滅多に当たらないし、販売期間も決まっていることから、依存性は低いといえます。

しかし、「次こそは当てる!今まで失った分を取り戻すぞ!」と思って、辞められずに買い続けている人が多いのも事実です。

ギャンブルで怖いのは依存症。

「今まで損した分を取り戻す!」というマインドは危険。

なんとなく期待を込めて買ってしまう宝くじですが、宝くじはギャンブルだということを理解しておきましょう。

お金を増やしたいなら宝くじよりも投資

多くの人が宝くじを買う理由は、ずばり「お金を増やしたいから」ですよね。

先ほど、宝くじの還元率は45.7%とお話しました。では、よく宝くじと比較されている「株式投資」の還元率はどれくらいか知っていますか?

株式投資をすると、所持している株式によって配当金が得られますよね。

東証一部全銘柄の配当金の割合(配当利回り)の平均は、1.94%です。

つまり、還元率でいうと、なんと101.94%!宝くじの還元率よりもずっと高いですよね。

さらに、株式投資のメリットは株主優待も受け取れる点。

株主優待…銘柄に関連する商品や金券を受け取れるサービス

配当金ももらえて、さらに株主優待受け取れるので、すごくお得といえるでしょう。

これを知ったら、宝くじよりも株式投資の方がいいのでは?と思った人もいるのではないでしょうか。

その通りです!

お金を増やしたいなら、宝くじよりも投資の方が確実にお金を増やせます。

例えば、あなたが自由に使えるお金が10万円あったとします。

その10万円で宝くじを買ってしまうと、還元率が45.7%なので、お金は45,700円になってしまいます。

10万円×45.7%=45,700円

ところが、10万円で株式投資すると、還元率が101.94%なので、お金は10万1,940円になるのです。

10万円×101.94%=10万1,940円

なので、お金を確実に増やしたいなら、宝くじよりも投資に挑戦してみましょう。

まとめ:一攫千金を狙うよりもコツコツ投資するべし

今回のまとめ
  • 宝くじの1等が当たる確率は2000万分の1である
  • 「億万長者に!」という夢を求めて多くの人が宝くじを買ってしまう
  • 宝くじは還元率の低いギャンブルである
  • お金を確実に増やすなら、宝くじよりも投資をするべし

ということで、今回は「宝くじ」について知ってもらいたいことをお話しました。

多くの人は、「もしかすると自分も億万長者になれるかもしれない」という期待を込めて宝くじを購入します。

でも大切なのは、宝くじはギャンブルであるということを理解して、もし購入する場合でもお小遣いの範囲内にすること。

そして、お金を確実に増やすことが目的なら、宝くじよりも投資をすると、配当金などでお金をどんどん増やしていけます。

お金を増やしたいなら、ハイリスク・ハイリターンの宝くじを買うのではなくて、投資で確実にお金を増やしていきましょう!