こんにちは、マネ子です!
お買い物の度に出てくる「おつり」で投資をするという斬新なアイデアで話題の「トラノコ」とは、どんなサービスなのでしょうか?
今回は記事では、「おつり投資」のトラノコについての基礎から、サービスのメリットやデメリット、始め方まで網羅的に解説していきます。
もし、「トラノコ」が気になっている方がいれば、ぜひ参考にしてみてください!
「おつり投資」トラノコとは?
おつりで投資のトラノコとは、簡単にいうと「日々の買い物で出るおつりを、投資に回すためのサービス(アプリ)」です。
ただし、ここでいうおつりは、あくまで「疑似的なおつり」で、クレジットカードや電子マネーで買い物をした際に、任意で設定した額(3段階)と買い物の額の差額のことを指します。
任意で設定した額ー買い物の金額=疑似的なおつり
もう少し詳しく投資の手順を解説すると、以下の通りになります。
- 買い物をする
- おつりを計算
- 投資するおつりを選択
- 自動で投資をしてくれる
- 運用状況を確認
こんな感じで、①~⑤のサイクルを回していくのが、トラノコの「おつり投資」の仕組みです。
トラノコ3つの設定額
上記に書いた「任意で設定する額」は、以下の3つの中から選べます。
※例えば、330円の買い物をした際の、疑似的なおつりは、以下のようになります。
- 100円単位:70円
- 500円単位:170円
- 1000円単位:670円
このように、設定額が大きければ大きいほど、投資するための額は大きくなっていくのが特徴です。
この「疑似的なおつり」が買い物の度に貯まっていき、そのおつりを承認すれば投資に回すことが出来るようになります。(自動化も可能)
ちなみに、トラノコの最低投資額は、タイトルにもある通り5円から投資可能です。
トラノコ3つの投資ファンド
肝心な「投資先」については、金融工学のプロが投資モデルを設定し、ファンドマネージャーが運用してくれる「投資信託」と呼ばれるもので、投資の知識があまりない方でも、始めやすいものになっています。
そして、ユーザーは、以下の3つのファンドから自分の好みに合うものを選ぶだけで始められます。
- 小トラ:ローリスク・ローリターン
- 中トラ:中間
- 大トラ:ハイリスク・ハイリターン
もちろん、ユーザー自身が目論見書を読み、リスクに対して理解した上で選択しましょう。
トラノコのメリット
ここからは、トラノコのメリットやデメリットを見ていきながら、理解を深めていきましょう。
トラノコのメリットには、以下のような項目が挙げられます。
- 買い物のついでに気軽に投資ができる
- 毎月ポイントがたまる
- 学割がきく
- 家計簿アプリと連携できる
それぞれ解説していきます。
買い物のついでに気軽に投資ができる
トラノコのコンセプトは、「おつりを投資に回す」ことですので、買い物ついでに気軽に投資が出来るという所がポイントです。
そのおつりは、5円から投資に回すことが出来るので、誰にでも気軽にはじめることが出来ます。
毎月ポイントがたまる
トラノコでは、毎月の投資額にかかわらずポイントやマイルが貯まり、以下の3つから選ぶことが出来ます。
- nanaco:20ポイント/月
- ANAマイル:5マイル/月
- d-point:15ポイント/月
このように、毎月ポイントが貯まるのは嬉しいですよね!
更に、口座の申し込みをするだけでも、ポイントをもらえるので要チェックです。
※なお、最初のポイント付与には、12回の投資実行が条件になります。(その後は毎月もらえる)
学割がきく
トラノコでは、22歳以下の学生であれば、毎月の手数料300円が無料になります。
その際、以下の条件を確認しておきましょう。
- 口座開設時に22歳以下、職業欄で「学生」を選択された方
- 対象学校は、大学、短期大学、高等専門学校、各種専門学校、高等学校
- 口座開設後、アプリから学校名、学籍番号を入力
- 学割サービスは、23歳の誕生日を迎えた時点で終了
参照:トラノコ公式HP:https://toranoko.com/start/studentfare.html
トラノコは、長期投資を前提とした投資方法なので、学生という若いうちから始めた方が複利の効果があります。
また、5円からの少額から投資ができるので、学生にはメリットが沢山ある投資サービスですね!
家計簿アプリと連携できる
トラノコでは、クレジットカードや電子マネーと連携できるほか、家計簿アプリと連携することにより、現金でのお買い物によるおつりも投資に回すことが出来ます。
また、お金の巡りを家計簿で一括管理できるのも嬉しいですね!
トラノコのデメリット
続いて、トラノコのデメリットをご紹介していきます。
- 毎月手数料がかかる
- 少額の運用だと手数料が高い
- 長期運用が前提
- 確実に利益が出るわけではない
それぞれ解説していきます。
毎月手数料がかかる
トラノコでは、毎月300円の手数料がかかります。
後述しますが、投資額の少ない人の場合、手数料が利益を超えてしまい、マイナスに転じてしまう可能性があるので注意が必要です。
なお、トラノコでは、最初の3ヵ月を手数料無料期間としている他、22歳以下の学生は手数料を無料としています。
少額の運用だと手数料が高い
トラノコでかかってくる手数料は、上記の毎月の手数料を含め2つあります。
- 毎月の利用料:300円/月
- 運用報酬:0.3%/年
例えば、年間で5万円投資した際の年率は、7.524%になります。
- 利用料:300円×12=3600円
- 運用報酬:5万円×0.3%×1.08=162円
- 合計の手数料(年率)=(3600+162) / 5万×100=7.524%/年
手数料が年率7.524%は、非常に高い数字です。
少額からの投資ができるのはメリットですが、少額の投資だと手数料が高くなりがちです。
もちろん上記の式をみれば分かりますが、利用料が一定なので投資額を増えていくにつれ、手数料の年率は下がっていき最終的には0.3%に近づきます。
長期運用が前提
上記した通り、少額の投資では利益が出ません。
ですので、少額でもコツコツと投資をしながら投資額を上げていき、長期で運用することが前提になります。
長期投資のメリットは、複利の効果で雪だるま式に資産が増えていくことなので、早めの投資がおすすめです。
確実に利益が出るわけではない
これは、トラノコのおつり投資に限った話ではありませんが、投資において確実に利益がでる保証はありません。
プロのファンドマネージャーが運用しても、下がるときは下がるし、上がるときは上がります。
そこを理解した上で、投資を始めるようにしましょう!
トラノコおつり投資の始め方
ここまで読んで、「トラノコのおつり投資を始めたい!」と思った方は、以下の手順で始めていきましょう!
- 口座申込
- アカウント作成
- クレジットカード等の登録
- 投資パターンの決定
- 引き落とし口座設定
- マイナンバーの設定
- 確認番号の入力(簡易書留で届く)
そこまで難しいポイントはないので、気軽に始める事ができちゃいます。
また、登録完了まで行うと200円のプレゼントがされますよ!
まとめ:クレカや電子マネーを利用する人にはおすすめ
- 疑似的なおつりを投資に回す
- 投資ファンドは3つある
- 長期投資が前提の投資方法
トラノコのおつり投資では、クレジットカードや電子マネー、家計簿と連携することにより、自分の資産状況やお金の流れを確認しながら投資を行えます。
長期投資が前提ではありますが、5円からの投資が可能なのも、本サービスのメリットです。
ぜひ、皆さんも買い物の「おつり」で投資を始めてみてはいかがでしょうか?