こんにちは、マネ子です。
みなさんFXの仕組みやメリット・デメリットって理解できていますか?
副業としても取り組みやすく常に一定の人気があるFXですが、
というような疑問がある方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、FX超超超初心者が最低限知っておくべきことをお金のプロのマネ子がわかりやすくお話しさせて頂きます。この記事を読めば、FXで最低限必要な知識を得ることができるようにしていますので最後まで読み進めてくださいね!
FXとはそもそもなんなのか?
それではまず始めにFXの概要と仕組みを説明していきたいと思います。
FXとは Foreign eXchage の略で、日本語では外国為替証拠金取引といいます。
FXでは何をしているかというと、要は各国の通貨の取引になります。
通貨とは日本円や米ドル、ユーロ、ポンドなどのことです。
通貨はそれぞれ価値が違うのでこれらの通貨の交換時には、必ず交換比率が必要になります。その交換比率を為替レートといって、テレビでもよく耳にするのではないでしょうか。
為替レートに関して身近な例を挙げると、旅行時の空港での両替があります。
空港の両替とFXの違いは、証拠金を元にしたレバレッジの概念があるかどうかなのですが、レバレッジのことについては後ほど説明していきますね!
要はFXも空港での両替と同じように各国の通貨の交換が主な内容で、そこに加えて為替レートの変化を分析して為替差益や金利差を得る投資方法であるということです!
やってることは為替取引なので全く難しくないのですが、空港での取引と違う点である「レバレッジ」という概念によって少し難しく感じてしまう方もおられます。ということで次はFX最大の特徴であるレバレッジに関してお伝えしていきます!
FXの最大の特徴はレバレッジ
それではFXのレバレッジに関してお伝えしていきましょう!
レバレッジとは簡単にいうと「てこの原理」です。
少しの力で大きな力を生み出せるということですね!
現在日本のFX会社でのレバレッジは最大25倍まで利用することができます。
これは資金100万円を持っている人が25倍のレバレッジを活用すれば
100万円×25倍=2,500万円の資金を運用することができるということです。
扱う資金量が増えると、そのぶん得られる利益も変わってきます。
それではここで具体例を出しますね!
レバレッジを利用することによって変化する「通貨の保有枚数」と「利益額」の違いをみていきましょう。
まずFXの利益の計算は、価格変動幅×取引数量で決まります。
取引数量とはそのトレードで何通貨を購入するかということで、レバレッジはこの取引数量の値に関係します。
100,000円の資金があるとした場合を考えてみましょう!
まずは、通貨の保有枚数の違いをみていきます!
レバレッジをかけなかった場合
レバレッジは無しなので、扱える資金は100,000円です。
1ドル=100円のときであれば、
100,000円÷100円=1,000ドル
となるのでドル1,000通貨を保有できます。
25倍のレバレッジをかける場合
レバレッジ25倍なので、扱える資金は100,000円×25倍=2,500,000円です。
1ドル=100円のときであれば、
2,500,000円÷100円=25,000ドル
となるのでドル25,000通貨を保有できます。
レバレッジの利用で、これだけ取引数量に違いが出るんですよ!
次に利益額の違いを見ていきましょう!
改めてFXの利益の計算は、価格変動幅×取引数量ということを頭に入れておいてください。
レバレッジをかけなかった場合
1ドル=100円のときに、1,000通貨保有して、それが101円になりました。
この場合の利益は(101円-100円)×1,000通貨=1,000円となります。
25倍のレバレッジをかけた場合
1ドル=100円のときに、25,000通貨保有して、それが101円になりました。
この場合の利益は(101円-100円)×25,000通貨=25,000円となります。
つまり100,000円の資金があったときに、
レバレッジをかけない場合は、1,000通貨保有でき1円動けば1,000円の利益です。
レバレッジ25倍の場合は、25,000通貨保有でき1円動けば25,000円の利益です。
レバレッジをかけ、通貨の保有枚数が増えることによって利益も変動していきます。
このように、レバレッジの利用によって「通貨の保有枚数」と「利益額」に違いが生まれてくるのです!
ここまでレバレッジの仕組みと、レバレッジによる「通貨の保有枚数」と「利益額」の違いを説明させて頂きました。
次はFXのメリットについて説明していきましょう!
FXのメリット
次はFXのメリットについて説明していきますね。
具体的には
- 少額で大きな資金を動かせる
- 平日はずっと動いていてチャンスが多い
- 金利をもらうことができる
- 手数料が安い
- 時間に縛られずスマホだけで取引可能
の観点から順に見ていきましょう!
1.少額で大きな資金を動かせる
先ほども説明させて頂きましたが、FXはレバレッジという仕組みのおかげで少額でも取引できます。資金が少なくても始められるのは大きなメリットですよね!
FX会社を決める際に重要な最低取引数量ですが、一般的には1万通貨や1000通貨が多いです。しかし国内FX会社では最低取引数量が1通貨から始められるものもあります。
1通貨だと数百円から始めることができ、25倍のレバレッジを使えば証拠金が数円で済む場合もあるんですよ!
1000通貨や1万通貨だと取引するのに躊躇してしまう場合は、こういったところから始めてみるのもおすすめです!
この金額であれば、副業からでも取り組みやすいですよね。
大きく稼ぐだけでなく、小さくコツコツと始められるのもFXの魅力です。
2.平日はずっと動いていてチャンスが多い
FXは平日なら24時間いつでも取引が可能です。
世界各国にはそれぞれに金融市場があり、日本市場は平日9時~15時(11時半~12時半は休場)です。
そういった世界中の市場が時間差で開いていくことによって、FXは平日の24時間はいつでも取引することが可能になっています。
FXの世界で言われるのが、取引する時間によって相場の動きが変わるということです。
世界の三大為替市場は、東京・ロンドン・ニューヨークと言われています。
時間帯により開いている市場が変わるので、それによって相場の動きや活発性も変わるということです。
日本の株式市場の取引時間が平日9時から15時までなのと比べると、FXは動いている時間が長いので仕事が終わってからの副業としても取り組みやすいですね!
3.金利をもらうことができる
FXでの稼ぎ方は、為替差益の他にも金利で収益をあげる方法もあります。
それがスワップポイントと呼ばれるもので、各国通貨の金利差を利用して稼ぐ方法です。
具体的には、金利の低い通貨を売却し、金利の高い通貨を購入した際にスワップポイントがもらえます。
日本円は世界的に見ても低金利な国なので、外国通貨を購入すれば金利をもらえることがほとんどです。
同じ通貨ペアでもFX会社によってスワップポイントの数値が違うので、取引前に確認するようにしましょう!
4.手数料が安い
FXでの手数料は、「口座開設手数料や口座維持手数料」などとスプレッドがあります。
口座開設手数料や口座維持手数料は現在のFX会社では、ほとんどが無料ですのでメインでかかるのはスプレッドになります。
スプレッドとは、通貨の購入価格と売却価格の差のことをいいます。
購入価格1ドル=100.14円 売却価格1ドル=100.11円 のとき
スプレッドは 100.14ー100.11=0.03円(3銭)ということです。
この3銭が証券会社への手数料となっています。
スプレッドは通貨ペアや取引量などで変動し、FX会社によっても様々ですので確認するようにしてみてください!
5.時間に縛られずスマホだけで取引可能
FXはPCだけでなく、スマホでも取引できます。
このことにより、隙間時間にチャートを確認できたりするので、好きなタイミングで取引することが可能となっています。
スマホの注文システムは会社によって使い心地に差があったりもするので、自分にあったものを選ぶようにしてみてください!
FXのデメリット
ここまではFXのメリットについて説明してきましたので、最後にデメリットについても解説していきたいと思います。
具体的には
- レバレッジで損失も大きくなる
- 急激に相場が変化することがある
の観点から説明していきますね!
1.レバレッジで損失も大きくなる
レバレッジはFXでとても便利な仕組みですが、時として諸刃の剣となります。
レバレッジを活用した場合、思い通りの方向に向かえば利益は何倍にも大きくなりますが、
思いに反した方向に向かうと、損失は何倍にも大きくなります。
取引を行う際はこのことを決して忘れてはいけません。
またFXには、そういった損失時のリスク回避としてロスカットという仕組みがあります。
ロスカットは取引中の損失がある一定レベルになった場合に、強制的に取引を終了させられる仕組みです。このロスカットの仕組みのおかげで、損失を最低限に抑えることができます。
しかしこのロスカットは万能なシステムではないので急激な相場変動の場合は、決済が間に合わず資金全額を失ってしまったり、追加で損金の支払いをしなければならないことも起こり得ます。
そういった意味でもレバレッジはきちんと理解して活用しないと、想像以上の損失をしてしまうこともあるのでリスクの面を考えて取引するようにしましょう。
2.急激に相場が変化することがある
相場は世界全体の経済状況などにもろに影響されます。
どこかの国が破綻したなどの大きなことから、たった一人の発言などの小さなことまで、ありとあらゆる変化が相場に影響をもたらします。
何かの発表があるだけで、それまで得ていた利益が一瞬にして全て損失になってしまうことも十分にあり得ます。
そういった重大な発表時には取引を控えるなど、急激な相場変動を考慮して、取引のタイミングを考えることが大切です。
取引前に重大な発表がないかを確認する癖をつけるのも、良い対策になるでしょう!
まとめ: メリット・デメリットを理解したうえで取引をしよう
- FXは少額からでも始められる投資である。
- レバレッジは良し悪しを判断して、適切に使うべし!
- メリット・デメリットを理解したうえで取引できるようになる。
ということで今回の記事では、FXの仕組みとメリット・デメリットについて説明しました。
FXは大きな資金がなくても、少額から始められる投資です。
スマホやPCでどこでも取り組めますし、平日は24時間対応可能なので、自分の生活リズムに合わせた取引ができるのも副業に適していますよね。
FXの最大の特徴であるレバレッジは、使いこなせれば大きな武器となり、下手をすると自分を傷つけてしまうものです。
その両側面をきちんと理解し、適切な投資を心掛けていきましょう!