こんにちは、マネ子です!
このようにお札が破損してしまった時って、どのような対処を取ればいいのか分からず焦りますよね。
でも、お札が破れたとしても、条件を満たせば新しい紙幣に交換することが出来ます。
そこで今回の記事では、紙幣が破損したときの対処法について、3つのパターンでみていきましょう!
- お札が真っ二つに破れてしまった
- 火事などで一部が燃えてしまった
- 洗濯機で洗ってしまいお札がバラバラになってしまった
Contents
真っ二つ破れてしまったらどうすればいい?
お札が何かの拍子に切れてしまったり、真っ二つに破れてしまった場合、どのような対処をするのが得策なのでしょうか?
結論からいうと、「自分では直さず、銀行で交換してもらう」のがいちばん確実で、トラブルが起きない方法です。
お札は多少破れたところで、紙幣としての価値を失うわけではありませんが、自分で直して機械に通したり、破れたお札を他人に渡したりすると、思わぬトラブルに巻き込まれかねません。
実際に、破れたお札をテープで直して機会に入れたところ、機械が壊れて訴訟沙汰になった事例もあるくらいです。
破れた紙幣は銀行へ持っていく
破れてしまったお札を銀行で交換してもらうのですが、基本的にはどこの銀行でも手続き可能です。
- 日本銀行
- その他の銀行
ちなみに、郵便局(ゆうちょ銀行)では交換できません。
破れた紙幣を銀行で交換する方法
破れた紙幣を銀行へ持っていき、以下の手順を踏んで新しいお札に交換してもらいましょう!
- 破れた紙幣を持って銀行へ行く
- 「両替表」に必要事項を記入
- 新しい紙幣を受け取る
基本的には、この手順で簡単に交換可能です。(※手数料はかかりません!)
ただし、あまりにもお札がばらばらだったり、お札の破片が同一のものなのか、その場で判断出来なかったりする場合は、日本銀行で「鑑定」してもらう必要があります。
破れた紙幣を銀行で交換するのに必要なもの
基本的に、交換してもらうのに必要な持ち物はありません。
強いて言えば、「破れたお札」ぐらいですね!
ただし、紙幣の損傷具合が激しく鑑定が必要となる場合や日本銀行へ持ち込む場合は、以下のものが必要です。
- 破れたお札
- 通帳
- 印鑑
- 本人確認書類
損傷具合が心配な方は、念のため持っていくことをおすすめします。
破れた紙幣の交換額は、残っている面積で判断!
紙幣が破れてしまった際、基本的には「全額交換可能」となります。
ただし、紙幣が破れて「紛失した場合」は、残っているお札の面積に応じて交換できるお金の額が変わってくるので、注意が必要です。
- 3分の2以上が残っている→全額交換
- 5分の2以上が残っている→半額交換
- 5分の2以下しか残っていない→交換不可
残念ながら、紙幣の面積が「5分の2以下」しか残っていない場合は、交換ができません。
また、お札が何枚かにバラバラになっている場合は、それぞれのお札面積の合計で判断されます。
火事などで一部が燃えてしまったらどうすればいい?
火事などで燃えてしまったお金も、銀行へ持ち込むことにより交換が可能です。(銀行で交換する方法↑)
この時、交換をするための条件や注意点があるので、解説していきます。
燃えた紙幣を銀行で交換するための条件
破れたり、燃えたりして損傷した紙幣を交換する際は、「紙幣の表と裏が分かる状態」が必須条件となります。
また、破れた時と同様に燃えた場合に関しても、紙幣が残っている面積によって交換金額が変わります。
- 3分の2以上が残っている→全額交換
- 5分の2以上が残っている→半額交換
- 5分の2以下しか残っていない→交換不可
その際、燃えて灰になった部分に関しても、「鑑定」により面積として加えられることもあるため、必ず灰も一緒に持っていきましょう!
燃えた紙幣を銀行で交換するときの注意点
その他、燃えてしまった紙幣を交換するときには、以下の点に注意が必要なので、要確認です。
- 持ち込む際は、なるべく原形を崩さないように持ち込む
- 灰になってる細かい部分も適当な容器に入れて持ち込む
- 損傷が激しい場合、鑑定が必要となるため、印鑑、通帳、本人確認書類を用意
- 日本銀行へ持ち込む際は、事前に連絡するとスムーズ
お札が灰になったとしても、鑑定により紙幣と判断されることもあるので、諦めずに持ち込みましょうね!
洗濯機で洗ってしまいバラバラになったらどうすればいい?
うっかりお札を洗濯してしまった時の対処法は、以下の通りです。
- お札の形状がそのまま残っている→乾燥させてそのまま使う
- お札がふやけてバラバラ→銀行に持ち込む
銀行に持ち込み交換する手順や条件は、破れた時や燃えてしまった時と変わりません。(銀行で交換する方法↑)
その他、洗濯機でお札を洗ってしまった時の注意点を確認しておきましょう。
洗濯機で洗ってしまいバラバラになった紙幣を交換するときの注意点
誤ってお札を洗濯してしまいバラバラになってしまった場合は、以下の点に注意して交換しましょう!
- できる限りバラバラにならないように扱う
- 1枚ずつ乾燥させて持ち込む
- 損傷が激しい場合、鑑定が必要となるため、印鑑、通帳、本人確認書類を用意
また、バラバラに破れなかった場合でも、紙幣は濡れると縮む性質があるので、機会に入れると読み込まなかったり、機械を故障させてしまったりすることがあります。
ですので、心配な方は破れてなくても銀行へ行って、新しいものに変えてもらいましょう!
その場ですぐには両替されないことも
紙幣が損傷した場合、基本的には最寄りの銀行へ行き、交換してもらうのがベターですが、損傷が激しいと、その場で判断できない場合があります。
その場合、日本銀行で鑑定をしてもらうことになります。
この際、2つの方法で鑑定を行ってもらえるので、好きな方を選びましょう!
- 口座を持っている銀行へ行き、日本銀行へ送ってもらう
- 日本銀行の本店又は支店へ行き、鑑定してもらう
※鑑定が終わり振り込まれるまでには、大体2~3週間ほどかかる
①口座を持ってる銀行へ行く
自分の口座を持っている銀行へ行くことにより、損傷の激しい紙幣を自分の代わりに日本銀行へ送ってくれます。
この際、必ず「口座を持っている銀行」へ行くようにしてください。
これは、鑑定終了後、お金が戻ってくることになったとき、銀行口座に振り込む必要があるからです。
近くに日本銀行がない場合は、これが一番楽な方法ですね!
②日本銀行へ直接行く
近くに日本銀行の本店又は支店がある方や、確実に鑑定が必要なことがあらかじめ分かっている方は、直接行ってしまうのがいいでしょう。
なお、日本銀行は東京に本店があり、全国に32の支店と14の事務所を構えています。
ぜひ、こちらのURLから飛んで、近くに日本銀行がないか確かめてみましょう!
ただし、日本銀行までの交通費が交換してもらうお札の値段を上回るようでしたら、行く意味がないので、最寄りの銀行へ行きましょう。
まとめ:破れた紙幣の破片は無くさずに銀行へ持っていこう
- 破れても、燃えても、バラバラになっても交換できる
- 残っている紙幣面積が5分の2以下は、交換できない
- 燃えた場合は、灰も紙幣として認められることがある
- 濡れた紙幣は、乾かして持っていく
- その場で判断できない場合は、鑑定が必要(2~3週間)
破れてしまった紙幣でも、銀行に持っていけば新しいものに交換可能です。
なので、破れてしまったとしても、焦らずに銀行へ持っていき、交換してもらいましょう!