こんにちは、マネ子です!
今回のテーマは「Apple Card」。
イベントでApple(アップル)が発表した、Apple独自のクレジットカードのことです。
カードの形態としては、①バーチャルカードと②チタン製の物理カードの2種類あり、当然ながらAndroidでは利用できません。
公式サイトに「クレジットカードについて完全に考え直した」というメッセージがあるとおり、Apple Cardは既存のクレジットカードとの違いも多くあります。
「金融業界にとって大激震になるのでは?」との声もあがっているApple Card。
本記事では、Apple Cardの仕組みやキャッシュバック率などについて伝えていきます!
Contents
ApplePayからAppleCardへ
Appleが提供する既存の支払いシステムには「Apple Pay(アップルペイ)」があります。
Apple Payとは、クレジットカードやプリペイドカードを追加し、店頭でもオンラインでも手軽にキャッシュレス決済できるというもの。
Apple Payはとにかく「支払いを簡単にすること」をめざしており、Touch IDを搭載したMacBook AirとMacBook Proではワンタッチで支払いが完了します。
Apple Payのユーザーは全世界で2億5,300万人ともいわれ、この数字はiPhoneユーザーの3割以上にあたります。
ここまでApple Payが普及してきたことを受け、Appleは独自のクレジットカード「Apple Card」の発行を発表したのです。
Apple Cardの仕組みとは
Apple Cardには、iPhoneのWalletアプリ上で操作する「バーチャルカードタイプ」と、チタン製の「物理カード」の2種類があります。
共通する特徴は、手数料・年会費が無料であること、有効期限がないこと、決済のたびにキャッシュバックがあることです。
セキュリティにおいてもApple Cardならではの特徴があります。
従来のクレジットカードはカード自体に16桁のカード番号が記載されていました。そして、最初に付与されたカード番号はずっと使い続けるものでした。
しかしApple Cardではユーザーがカード番号を新たに発行することができます。
いつでも新しいクレジットカード番号が生成できるため、たとえば信頼できない相手(店舗やオンラインショップ)にカード番号を伝えなければならないような状況でも、セキュリティ面を心配しなくて良いのです。
では、チタン製の物理カードはどうかと言うと、こちらももちろんセキュリティ対策をしてあります。
まず、物理カードにはカード番号やセキュリティコード(CVV)が印字されておらず、署名欄もありません。
磁気部分に固定の番号が割り振られてはいますが、ユーザー自身にもカード番号が分からないようになっているんです。
ちなみに、物理カードの再発行は無料です。
AppleCardのキャッシュバック
バーチャルカードを申し込むと申し込みから数分後には使用可能となり、支払いに使用したその日のうちにキャッシュバックがあります!
買い物の仕方 | キャッシュバック率 |
通常の買い物 | 1% |
Apple Pay経由 | 2% |
Apple Storeでの買い物 | 3% |
上表のとおり、Apple Pay経由で決済するたびに2%のキャッシュバックが、Appleストアで購入した場合には3%のキャッシュバックが受けられるんです!
AppleユーザーならApple Cardで支払ったほうが絶対お得ですが、通常の買い物でも1%が即日キャッシュバックされるなんて嬉しいですよね。
実はまだ日本では使えない
- さっそくApple Cardで買い物をしてみたい!
- チタンカードを手に入れたい!
ですよね!
……しかし、Apple Cardはまだ日本では使えません。
今年の夏にアメリカで発行予定という情報があるだけで、その他の地域については何も情報がない状況です。
今後世界的に展開されていくことに期待したいですね!
まとめ:Appleを利用する人なら絶対お得!
- AppleCardには「バーチャルカード」と「物理カード」の2タイプある
- 発行手数料や年会費は無料で、使い方によって1〜3%のキャッシュバックがある
- キャッシュバックは毎日おこなわれるため、従来のクレジットカードのように1ヶ月も待つ必要がない
- カード番号はユーザーが発行でき、セキュリティ面も安心
- チタン製カードの再発行は無料
- 2019年夏にアメリカで発行予定だが、その他の地域に関する情報は今のところなし
クレジットカードの常識やイメージを書き換えるであろうApple Card。
Appleストアの買い物だと還元率3%ですが、通常の買い物でも1%還元なら魅力的ですよね!
しかも、還元はその日のうちにおこなわれます!
今年の夏にアメリカから発行されますが、日本への展開が待ち遠しいですね!