資産運用

年間利回り5%で運用するのは難しい数字ではないという話

こんにちは、マネ子です!

今回は、「1年間利回り5%で運用するのは難しくない」という話をしていきたいと思います。

皆さんは年利5%以上で資産を運用できていますか?

実は、資産運用や投資をしている人で、年利5%以上を得ている人はとても少ないんです。

しかし、長期分散投資という運用方法を意識することで年利5%を得るのは決して難しいことではありません。

年利5%は一見小さな数値に思えるかもしれませんが、元金の価格・保有期間によっては将来莫大な資産に化けることも!

「資産運用のリスクを減らす方法を知りたい!」「年利5%運用したい!」という方は是非記事を参考にしてみてください!

長期分散投資だとリスクを避けられる

長期分散投資とは、「長期保有」「分散投資」という2つの運用方法を掛け合わせたものです。

長期分散投資を行う事で、資産運用で損をするリスクを避ける事ができると言われており、国も推奨している運用方法です。

長期保有する運用方法

株やFX、国債などは常に価格が変動します。

短期的に大きな利益や損失が出たりするのは価格変動の性質上どうしようもありません。

しかし、10年・20年と長期的に保有した場合。

一時期価格が低迷しても、長期的に見ると価格が戻ることもよくあるため、長期保有する事でリスクを軽減させ、資産運用を行う事ができます。

また、長期投資は価格変動での収益見込みは低いものの、スワップ金利や配当金などの不労所得の複利収入を長期的に得る事ができるという大きなメリットがあります。

保有数・保有期間が多いほど大きな複利収入を得る事ができる!

分散投資する運用方法

分散投資は、大きく分けて3つの分散方法があります。

  • 資産の分散
  • 地域の分散
  • 時間の分散

資産の分散は、FX・株・国債・など様々な市場へ資産を分散することを言います。

別の市場では、全く違う値動きをするので、暴落などの価格変動のリスクを避ける事ができます。

地域の分散は、保有する資産の地域を組み合わせるという事です。

その国の市場は、国の情勢などにより大きく価格変動します。

そのため、日本株株式・米国株式・豪ドルなど様々な地域へ投資を分散させる事で、国情や地域状況による価格変動のリスクを避けることが可能です。

時間の分散は、投資のタイミングを複数回に分けることを言います。

時々大きな価格変動が起こる事がありますが、そのような時でも影響を和らげ、投資をする事が可能です。

長期分散投資のメリット
  • 損をするリスクを軽減できる
  • 価格変動に左右されにくい
  • 長期的に複利収入を得る事ができる

実際に日経平均に投資していたら?

ところで皆さんは、日経平均の価格はどのように算出されているか知っていますか?

日本の株式会社全体の平均株価だと勘違いしている方も多いと思います。

日経平均株価は、日本を代表する上場企業、225社の株価平均で算出されているのです。

そこで、私たちの住んでいる日本の株式市場で長期的に資産運用した場合、どのくらいの利益を得る事ができるのか気になりますよね?

では、実際の過去の相場に乗っ取った年利で計算し、算出していきましょう。

毎月10万投資をしたと仮定し、5年間・10年間・20年間保有した際にでる利益について紹介していきます。

日本株を5年間資産運用した収益

過去5年の株式相場は、アベノミクスなどの経済効果によりかなりの盛り上がりを見せました。

年利でいうと平均で約13.5%ということになります。

5年間毎月10万円の積み立てをし、年利13.5%で資産運用すると約250万円もの収益を得る事ができるのです!

元金600万+収益250万=850万

高級車が一括で買えるほどのとても大きな金額ですよね。

日本株を10年間資産運用した収益

過去10年間の相場は、リーマンショックがあったこともあり、市場の盛り上がりはいまいちです。

それでも平均年利は約1.6%と、銀行にお金を預けるよりははるかに良い利率ですね。

10年間毎月10万円を積み立て、年利1.6%で資産運用すると約100万円の収益を得る事ができます。

先ほどに比べると少し低く感じますが、それでも1年間で10万円と考えると、とても大きな金額だと思います。

日本株を20年間資産運用した収益

20年前に投資をした方は、相場がある程度盛り上がった状態からの参入になったため平均利率は1%を割理、約0.78%ということになっています。

20年間毎月10万円を積み立てていたとして、年利0.78%で資産運用すると約200万円の収益を得る事ができます

年利は低く感じますが、それでも長期で資産運用することで20年間投資していた人たちは、200万もの利益を得る事ができているのです。

今後は日本の市場の更なる飛躍が期待されているので、少額でも今のうちから投資を行うことを検討してみてもいいですね。

実際にS&P500に投資していたら?

S&P500とは、

  • ニューヨーク証券取引所
  • NYSE American
  • NASDAQ

以上、3つのどれかの株式市場で上場している、大手企業500社の株価平均のことです。

ここでは、アメリカの経済の指標とも言われるS&P500の価格変動を元に、米国株を長期運用したときの収益の変化について紹介していきます。

先程と同様に、毎月10万5年間・10年間・20年間保有した程として算出していきます。

米国株を5年間資産運用した収益

日本のアベノミクスのような大きな賑わいは見せなかったものの、平均年利は約11.5%とても良い数値が出ています。

5年間毎月10万円の積み立てをし、年利11.5%で資産運用を行なった場合、約205万もの利益をあげる事ができるのです。

5年間で205万はとても大きな金額ですよね!

年間でいうと、1年で40万ほどの収益をあげる事ができています

普段の年収+40万を得る事ができると、毎年家族で贅沢旅行をする事ができますね。

米国株を10年間資産運用した収益

日本と同様にリーマンショックの影響から平均年利が約6.98%と、少し低くなっています。

しかし、決して悪い数字ではなく、むしろリーマンショックなどの大きな経済打撃を食らってでも平均年利が約6.98%をキープできているのは、とてもいい方です。

毎月10万円を10年間、平均年利が6.98%で運用すると収益は約530万円になります。

サラリーマンの平均年収を大きく上回るほどの収益を得る事ができるのです。

米国株を20年間資産運用した収益

日本の株式市場の20年前は、平均年利が1%以下に低迷しましたが、S&P500の平均年利は、約7.94%となっています。

2000年にITバブルがあり、一時期は大きく値を下げたものの、その後すぐに価格の上昇を見せました。

月10万を20年、平均年利7.94%で運用したところ、約3,446万円もの収益を得ることになります。

元金以上の収益となり、場所によっては家一軒が立つほどの金額感です。

S&P500は大きな変動があってもすぐに巻き返し、過去20年を見ても年利5%以上をキープしていますね。

時間を味方につけて利回り5%は難しくない

短期でトレードを行う取引方法もありますが、リスクも高く、相場感・熟練の経験値などの技術が備わっていないと、年5%以上の利益を出すことはとても難易度が高いと言えます。

しかし、長期投資・分散投資を徹底的に行う事でリスクを軽減し、収益をあげる事ができるということは、分かって頂けたのではないでしょうか。

実際、数年前から米国株に分散投資をしていた方々は、年利7〜11%で運用する事ができています。

日本の株式市場も過去には、リーマンショックなどの影響で低迷した時期もありましたが、近年は約13.5%と大きく巻き返していますね。

日本の市場は東京オリンピックなどでの飛躍も期待されています!

S&P500にの市場にある銘柄は、知らない銘柄も多く、アメリカの情勢なども把握しなければならず少しハードルが高く感じる方も多いと思います。

しかし、投資信託などを利用することにより、プロの投資家が代理で資産運用を行なってくれるのです。

近年のS&P500の年利7〜11%を逃さないわけにはいけませんね。

何度も言いますが、分散し長期投資することで年間5%資産増やすのは決して難しくありません。

「まだ資産運用をするのが怖い」という方は、投資信託を検討してみてはいかがでしょうか。

投資信託をおすすめする方
  • 投資に関する知識が少ない
  • 米国市場に踏み切るのは怖い
  • 資産運用をプロに任せたい

まとめ: まずはリスクの低い分散投資から

リスクの低い投資をするには
  • 長期保有をし、配当などで複利収入を得る
  • 3つの分散を意識し、分散投資を行う
  • 少額で資産運用してみる

「いきなり月10万投資に当てるのは難しい」という方は、少額からの投資ももちろん可能です。

ウェルスナビ積立NISAを利用し、お得かつ長期分散投資を心がけましょう。

過去のデータからもわかるように、長期的に運用することで大きな利益に繋がります。