こんにちは、マネ子です!
初心者とはいえ、投資を始めるからには誰だって利益を上げたいですよね。
しかし、闇雲に始めてしまっては、利益を上げるどころか損失が出てしまうこともあるのが投資です。
何も難しい勉強をするわけではありません。
ちょっとしたコツを掴めば、誰でも利益をあげることができます。
今回は、投資初心者が利益を上げるための4つのコツを紹介していきます!
1.基礎的な知識は身に付ける

金融商品には様々な種類があり、商品によってリスクやリターンは変わってきます。
リスクには、為替が関係するもの、会社の信用が関係するもの、国の情勢などが関係するものなど様々です。
また、リターンにも、毎月配当が入るもの、半年に1度利子が受け取れるもの、配当はないが利益が元本に加わり複利として増えていくものなどがあります。
自分が投資する商品はどのようにして利益をあげる仕組みなのか、またそれにはどのようなリスクが伴うのか。
このような商品特性を理解せずに投資を始めてしまうと、思わぬところで損失を被ったり、不利な条件でしか解約できない、全然利益が出ないといった状況にもなりえます。
現在、日本では金融商品取引法という法律で、金融商品の販売や勧誘には厳格なルールが定められています。
契約する際には、この商品はこういう仕組みで、こういうリスクがあって、こういうコストがかかります、というような説明をしなければならない、というようなものです。
しかし、金融機関の窓口でも、インターネットでの申し込みでも、商品内容をよく理解しないまま、その項目にチェックを付けてしまえば、理解して同意したということになります。
後々「こんなはずじゃなかった!」と後悔しないためにも、基礎的な知識は頭に入れて、商品内容をしっかりと理解するようにしましょう。
2.大きなリスクを取らない

投資をして儲けようと意気込んで、数百万~数千万など大きな金額を一度に投資してしまうのは危険です。
過去の実績をみて、どんなに素晴らしい成果を出している金融商品でも、今後同じように成果を出し続けるという保証はどこにもありません。
参考にはなるでしょうが、相場を読むのは経験者でも難しいことが多いです。
初心者であればなおさら、初めからハイリスク・ハイリターンの商品には投資しないことが望ましいでしょう。
最近は少額から投資を始められる金融商品も数多く販売されているので、始めは少額から、リスクの小さい商品に投資をすることをおすすめします。
たとえば、投資信託であれば毎月1万円から投資を始めることができます。また、運用もプロにお任せなので、面倒くさがりな人でも簡単に資産運用ができます。
ただ、ほったらかしで資産運用をするというのは、いいことだけではなく、知識や経験などの投資スキルが身につかないというデメリットもあります。
そういう人は株式への投資がいいかもしれません。
株式への投資を始めると、数字に強くなったり、企業の仕組みに詳しくなったりと、勉強になることが多いです。
同じように少額から取引ができる投資でも、FXなどは初心者におすすめできる投資ではありません。
FXは少額でもレバレッジを効かせて多くの利益を出すことができる投資ですが、一方でレバレッジをかけた分だけ大きく損失を出す可能性もあります。
過度にレバレッジを効かせた取引は、取り返しのつかない失敗になることもあるので、初心者や投資の知識や経験が浅い人が手を出すものではありません。
リスクの小さい投資経験を積みながら、徐々に投資する金額を増やしていったり、もう少しリスクを許容できると思ったのなら、ハイリスクな金融商品に投資をして、ハイリターンを得るというように考えてもいいでしょう。
3.換金性の高いものを選ぶ

長い期間解約できなかったり、売却するのが難しい投資は初心者にはおすすめできません。
一般的に、金地金や債券などの投資は換金性が高いと言われています。
逆に不動産や土地などへの投資は換金性が低いです。
少ない資金しかないのに、利回りが高いからと言って全額を換金性の低い商品に投資してしまうと、必要な時にお金を使うことができません。
余裕資金で投資をするというのは大前提として、万が一、何かお金が必要になった時にも備えられるように、換金性の高い投資から始める。もしくは、どうしても換金性の低いものに投資をしたいときは、全額ではなく運用予定金額の一部で始めるというのもいいでしょう。
はじめから、まとまった大きな金額で投資をしてしまうと、損失が出たときにも大きくなる可能性が高いですが、少額であれば少ない損失で抑えることもできます。
また、投資を始めるときには、投資を終わらせるときの条件もしっかり確認することが大事です。
利益が出ているから解約しようと思ったのに、解約時に手数料を取られたら損をした!なんてことが無いように、事前に確認しておかなければなりません。
4.分散投資をする

「タマゴは一つのカゴに盛るな」という投資の世界では有名な格言があるように、分散投資をするというのは、投資をする上でもっとも基本的な考え方です。
どんなに素晴らしい成果が出ている金融商品でも、その1つだけに絞って投資をするのはお勧めできません。
分散投資は、利益を上げるのに時間がかかりますし、すぐに大きなリターンを得られるということはないでしょう。
しかし、長期的に見れば安定した利益が得られる可能性が高く、損失が出た場合も最小限に抑えることができます。
分散投資の方法にはいろいろありますが
- 債権、株、不動産など投資をする対象で分散する方法
- 日本、アメリカ、ヨーロッパなど投資をする国や地域で分散する方法
- 円、米ドル、豪ドル、ポンドなど通貨で分散する方法
などがあります。
様々な方法で分散すればするほどリスクも分散されますが、あまりに投資先が分散されると管理の手間が煩雑になってしまうということもあるので、その点は注意が必要です。
また、ドル・コスト平均法を利用した時間分散という考え方もあります。
一度にまとめて購入するよりも、定期的に一定金額を購入することで、高値の時には少しだけ購入、安値の時には多く購入し、取得単価を下げるという方法です。
短期的な売買をせずに、中長期的に運用していくのであれば利益を上げるのに有効な方法といえるでしょう。
まとめ:初心者はコツコツ増やすことを心がける
- 投資をする商品の特性を理解しよう
- リスクの小さい商品を少額から始めよう
- 換金性の高いものから始めよう
- 投資は分散投資が基本!
初心者向けに投資で利益を上げるコツを紹介しましたが「ローリスク・ローリターンな商品を少額で投資するなんで全然儲からない!」と思った人もいるかと思います。
それはその通りで、楽してすぐに儲かる話なんて世の中にはめったにありません。
初心者でも利益が爆上がりするような商品があれば、誰だってやっていますし、投資をする人全員が大金持ちになれます。
誰かから投資を勧められて、何か始めてみようという人は、おいしい話を鵜呑みにしないでまずはどのような商品なのかを理解するところから始めましょう。
世の中には、金融商品を謳った詐欺まがいな商品を進めてくる人もいますからね!
全くの未経験と、1度でも投資を経験したという人は大きな差があります。
まずは、欲を出さずに少額からコツコツと始めてみてください!そして投資経験を積んでから少しずつレベルアップしていきましょう!