【今熱い！】IPO株とは？買い方やおすすめ証券会社を解説してみる

こんにちは、マネ子です！

IPO株とは、日本語で「新規で上場する会社の株（新規公開株）」という意味です。

要するに、これから資金調達をしたい企業が、投資家に向けて株式を購入してもらう仕組み。

そしてこのIPO株は、上場後に価格が高騰する可能性が高いことから「お宝株」とも呼ばれ、常に投資家の注目を集めています。

しかも、銘柄の分析や投資の知識があまり必要ないので（もちろん、知識があるに越したことはない）、投資初心者にもおすすめの投資法なんですね。

ぜひ、この機会にIPO株について一緒に学んでいきましょう！

IPO株は株式投資の初心者におすすめ

IPOとは、IPO（Initial（＝最初の）Public（＝公開の）Offering（＝売り物））というようなそれぞれの頭文字をとって、「IPO」と呼ばれています。

このIPO株の特徴は・・・

こんな感じで、多くの投資家が注目する株式になります。

特に、大きな特徴が「投資に関する知識が無くても、利益を出せる投資」だということ。

IPO株の仕組みは、詳しくは後述しますが、基本的には以下の流れで取引を行います。

この公募価格（上場前の一時的な株価）と初値（上場後の最初の株価）の差額で利益（キャピタルゲイン）を出します。

そして、IPO株の多くが公募価格より初値の方が高くなるため、投資初心者でも利益を狙いやすいんですね！

IPO株はどうやって買うの？

投資初心者にもおすすめのIPO株ですが、主に2種類の買い方があります。

それぞれの購入方法について、詳しく見ていきましょう。

IPO株の買い方①
「裁量分配」

裁量分配とは、証券会社の担当者と直接取引をして購入する方法です。

裁量分配で購入する方法の特徴には、以下のようなものが挙げられます。

裁量分配でIPO株を購入するには、証券会社にとって優良顧客である必要があります。

優良顧客とは、簡単にいえば「手数料を多く払ってくれる客」で、より大きな額の取引をする顧客になる必要があるんですね。

ですので、少なくとも1000万円以上の余剰資金を持っている必要があり、初心者にはハードルの高い購入方法になります。

ですが、心配はいりません。

IPO株の購入方法は、もう一つの購入方法「抽選分配」が一般的な買い方なので、そちらを見ていきましょう！

IPOの買い方②
「抽選分配」

抽選分配とは、コンピューターによって無造作に抽選が行われ、当選した人のみIPO株を購入できる仕組みです。

要するに、資金が多い少ないに関わらず、ランダムに購入権が振り分けられるということ。

抽選分配で購入する方法の特徴には、以下のようなものが挙げられます。

抽選分配の特徴は、何といっても少ない資金から申し込みができること。

基本的な購入手順は、以下の通りです。

こんな感じです。

ですので、証券会社の担当者とのコネクションが無くても、気軽に応募することができるので、投資初心者におすすめの方法です。

しかし、IPO株は人気株なので、当選確率は低く、絶対に買える保証はありません。

とはいえ、申し込みをして落選したとしても、全額が返金されるので「ノーリスクの宝くじ」のようなものです。（購入後は、株価の下落があるので、ノーリスクとは言えない）

IPO株を買える証券会社

上記した2つの方法どちらで購入するにしても、証券会社の口座を開設する必要があります。

特に、IPO株の抽選が行われている証券会社は数多く存在し、その中でも代表的な証券会社は、以下になります。

これらの証券会社の口座を開設して、IPO株の抽選に応募します。

当選確率を上げる為に、複数の口座を開設する人も多いので、少しでも当選確率を上げたい人は、各種証券会社をチェックしておきましょう。

ただし、抽選には「資金」が必要なので、自分の資金力を見ながら、抽選に申し込む証券会社を決めることをおすすめします。

IPO株は儲かる？

確かに投資初心者にとって、「儲かる」って言葉ほど、怖いものはありませんよね。

お金が大好きな私も、「簡単に儲かる！」って話は簡単に信じたりしません。

でも、IPO株だけは、ちょっと特別なんです。

以下の表は、過去（2002~2018年の17年間）にカブドットコム証券で取引されたIPO株の勝率を表したものです。

年代	IPO株数	勝ち	負け	勝率
2002	5	3	2	60%
2003	7	5	2	71%
2004	21	19	2	90%
2005	20	19	1	95%
2006	52	40	12	77%
2007	74	56	18	76%
2008	37	12	25	32%
2009	11	7	4	64%
2010	16	8	8	50%
2011	18	7	11	39%
2012	26	21	5	81%
2013	16	15	1	94%
2014	21	11	10	52%
2015	18	15	3	83%
2016	20	14	6	70%
2017	28	24	4	86%
2018	24	17	7	71%

参考：カブドットコム証券「新規公開株（IPO）/公募・売出（PO）　過去のIPO銘柄一覧」

勝率が50%を超えるものは青色、50%を下回るものには赤色の文字で表していましが、圧倒的に勝率50%を超える年代が多いのが分かります。

中には、勝率95％という年もあり、「お宝株」と呼ばれるのもうなずけますね。

この表には記載していませんが、このIPO株の中には4,500円の株価が49,000円へ跳ね上がった（騰落率989%）事例も存在します。

とはいえ、勝率が30%近い年もあるので、「絶対に儲かる」とは言い切れません。（これは、どんな投資でもいえることです）

この表をみて、「儲かる！」と思う人もいれば、「リスクもあるのか」と思う人いると思います。

ただ、投資全体の勝率を考えれば、勝ちやすい（儲けやすい）投資なのは、間違いありません。

まとめ:IPO株を買うにもある程度の知識は必要

利益が出やすく、投資初心者でも参入しやすいため、多くの投資家から注目されるIPO株（新規公開株）。

そんな投資初心者向けのIPO株ですが、購入する際には出来るだけ「企業の情報」を調べてから、購入するようにしましょう。

とはいえ、抽選に申し込んで、当選しないことには何も始まらないので、とにかく「申し込みまくる」というのもアリですね。

当選後、会社情報をみて「やっぱり買わないでおこう」というように、取引を中止することも出来るので、安心です。

ぜひ、この機会にチャレンジしてみてください！