こんにちは、マネ子です!
2016年頃から、自動で投資を行うサービスロボアドバイザーが日本にも広がりはじめました。
その中でも圧倒的なシェアを誇るウェルスナビを知っていますか?テレビCMや広告で見たことがある人もいるかもしれません。
ウェルスナビが支持されるのはなぜか?他のロボアドと違うところとは?
この記事では話題のロボアド、ウェルスナビの人気の秘密に迫ります!
Contents
ウェルスナビとは何か
ウェルスナビとは、2016年7月にリリースされたロボアドバイザーです。
その最大の特徴は、従来自分で行う必要があった、資産配分の決定、金融商品の選定、入金、発注、積立、再投資、リバランス、税金最適化までをすべて自動で行うこと!
最初にいくつかの簡単な質問に答えるだけで、誰でも簡単に投資をはじめることができるんです。
2018年11月の時点で預かり資産残高は1,100億円、口座数は10万を超えています。リリースから2年半という新しいサービスですが、すごい勢いで利用者が増えているのが分かりますね。
このウェルスナビを利用するには、まずウェルスナビのホームページから6つの質問に答えていきます。
- 現在何歳か
- 年収はいくらか
- 金融資産はいくらか
- 毎月の積立額をいくらにするか
- 資産運用の目的
- 株価が1か月で20%下落したらどうするか
チェックをして答えていくだけ、わずか1分であなたの許容リスクに応じた最適なポートフォリオを作ってくれます。
投資をする際の金融資産の種類や比率のこと
その後、口座開設の申し込みをして、本人確認をすれば、最短2日で口座開設が完了します。口座開設は全てオンラインで完結しますが、身分証明書・メールアドレス・銀行の口座番号が必要です。
口座開設後は、運用プランを設定し、ウェルスナビの口座に入金するだけ。あとはウェルスナビにおまかせです!
完全放置でも自動的にあなたの資産を運用してくれます。
もちろん投資という性質上、元本割れのリスクはありますが、ウェルスナビのホームページに公開されている運用実績を見る限り、じわじわと資産が増えていってることがわかります。
運用プラン診断→口座開設→入金→運用スタート!
ウェルスナビのメリット
資産運用というと、300万円とか1000万円とか大きな金額を用意しないとできないイメージがありますよね。
実際、運用を行うのに最低300万円からというような金融商品もあります。
しかし、ウェルスナビなら10万円から投資を始めることができます。
そんなに大きな金額を用意できないという人や、最初は少額から始めたいという初心者にはピッタリです!
また積立投資というサービスもあり、手間をかけずにコツコツと貯めていくこともできます。
投資をするタイミングや金額をその都度判断せず「1か月に1万円ずつ」といったように一定の間隔で決まった金額を投資していくこと
この積立投資はドル・コスト平均法と呼ばれ、資産運用の有名な手法です。
市場の価格は常に変動しています。
たとえば、自分が株を購入した後に相場が上がれば安く買えたということになりリターンを得られますが、自分が株を購入した後に相場が下がれば高値で買ってしまったということになり損をしてしまいます。
購入後に相場が上がるか下がるかは誰にも分からないので、値動きは分析したり予測したりするしかありません。(値動きが確実に分かったとしたら大金持ちになれます。)
積立投資であれば、相場の動向や一時の感情に左右されず、決まった間隔で決まった金額を投資し続けます。市場価格は変動するので、割高のときにもあれば割安のときもあるでしょう。
しかし長期的に見れば購入価格を平均化することができ、値動きのリスクを抑えることができるのです。
ウェルスナビにはロボアドバイザー専用のスマホアプリがあるので、いつでも気軽に利用することができます。シンプルで使い心地の良いデザインのアプリは2018年のグッドデザイン賞を受賞しています!
セキュリティー面においても、ログイン時の2段階認証を導入しており、アカウントの保護にも力を入れていることが分かります。ログインする際には多少面倒ですが、安全性はあります。
- 10万円からはじめられる
- 積立投資ができる
- スマホで手軽に利用できる
- セキュリティーがしっかりしている
ウェルスナビのデメリット
ウェルスナビに限ったことではないですが、ロボアドバイザーに運用をおまかせするにはサービス利用手数料がかかります。
3,000万円以下 | 年率1.0%(税別) |
3,000万円超 | 年率0.5%(税別) |
ウェルスナビで10万円を運用していくには、1年間で1,000円の手数料がかかります。100万円であれば、10,000円の手数料です。
この1%を高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれですが、ウェルスナビでは続けた期間と運用金額に応じて最大0.9%まで手数料が安くなる長期割というものがあります。
またウェルスナビでは、NISAが利用不可となっています。
少額投資非課税制度のこと。年間120万円を上限として、投資で利益がでても税金がかかりません。(2019年1月現在)
投資を行う上で、NISAを利用できればとてもお得ですが、残念ながらウェルスナビでは利用できません。
そして、ウェルスナビは資産運用の方法として「長期・積立・分散」を掲げており、中長期的にリターンを得ることを目指していることが分かります。
そのため、短い期間で大きく増やしたいという目的で運用をするには向いていないサービスと言えるでしょう。
- 手数料がかかる
- NISAが利用できない
- 短期間では大きく増やせない
意外と知られていないウェルスナビの長所
ウェルスナビのメリットとデメリットについて説明をしましたが、ウェルスナビにはまだまだ驚くべき機能があります。
リバランス機能
あなたに最適なポートフォリオが株50%、債券50%だったと仮定しましょう。
運用を開始して数年後に株が値上がりし、債券は変わりませんでした。
あなたは株と債券をちょうど半分ずつ持っている状態が良いとされているにもかかわらず、株60%、債券40%の割合になってしまいました。
資産をみれば、値上がりしたので良かったと思えますが、リスクの面を考えると株の割合が増えたことによりリスクも増えてしまったことになります。
こういう状況になった場合、投資に詳しい人であれば値上がりした株を一部売却し、値下がりした債権に追加投資をして、ポートフォリオを元の割合に戻します。
これをリバランスといいます。
初心者には、これを適切に行っていくのは少しハードルが高いですよね。
ウェルスナビでは、このリバランスを自動で行ってくれる機能が備わっています。
DeTAX(デタックス)機能
ウェルスナビのホームページには以下のような説明があります。
DeTAX(デタックス)とは、分配金の受け取りやリバランスなどによって生じる税負担の一部または全部を、保有銘柄の「含み損」を実現して「利益」を相殺することにより、税負担を翌年以降に繰り延べる機能です。(出典:ウェルスナビ)
簡単に説明すると、利益が出たら税金を払わなければならないのですが、ポートフォリオの中には損失が出ている部分もあるので、利益と損失を相殺して、その年に払う税金を少なくします!ということです。
毎年必ず税負担を繰り延べることを保証するものではありませんが、数あるロボアドバイザーの中で、節税対策をしてくれるデタックス機能があるのはウェルスナビだけなんです!
まとめ: 投資初心者が慣れるならウェルスナビ
- ウェルスナビは全自動で資産運用ができる
- 初心者でも気軽にはじめられる
- リバランス機能や節税機能も標準装備
運用プランの提案から、資産運用、メンテナンスまですべてを自動で行ってくれるウェルスナビ。
投資に慣れていない初心者や、資産運用はしたいけどあまり時間をかけたくない人、とにかく手間をかけずに投資をしたい人は、ウェルスナビを利用して将来の資産をじわじわと増やしてみませんか?