お金の知識

そもそもお金とはなんなのか?お金は悪いものではない

こんにちは、マネ子です!

今回の記事では、「お金ってなんなのか?」という根本的な話をしていきたいと思います。

多くの人は、「お給料上がらないかな…」と目先のお金を求めるのに、そもそもお金がなんなのかをわかっていないことが多いんですよ。

ということで今回は、大事なのに意外と知らない「お金とは何か」を掘り下げていきましょう!

「お金は汚いもの」という先入観

あなたは「お金」という言葉を聞いたら、どんなイメージをしますか?

ちなみに、私はお金が大好きです!

…今、引きましたか?なんで引いちゃったんですか?

お金が好きと公言すると、あまりいい顔をされないのが現実ですが、皆さんも以下のことには当てはまるはず。

言わないだけで、お金大好き
  1. お年玉やお小遣いをもらった時わくわくしたり、喜んだ経験がある
  2. 給料日が近づくと何となく嬉しい気分になる
  3. 少しでも給料が上がるとテンションが上がる

心の奥ではみんなお金が欲しいと思ってますし、実はお金が好きなはず。

お金があれば可能性が広がるし、いろんなものに姿を変えて私達の生活を支えてくれます。

なのに、日本人は「お金は汚いもの」だとか「お金の話は控えるべき」と考えている人が多いんですよ。

お金自体に悪いイメージを持ってる人も少なくありません。

それは、なぜか?

ズバリ、「お金に関する教育がされていないから」です。

お金に関する知識が不足している

生きていくのに必要なお金という道具について、多くの人はほとんど知識を持っていません。

学校では国語や算数の授業はあるけど、お金に関するなんてなかったですよね。

実際のところ、お金自体に良いも悪いもないんですよ。

お金は私達が生きていく上で必要な「道具」ってだけなんです。

ですから使う人によってお金は魔法の道具にもなりますし凶器にもなり得るわけですね。

その「凶器」の部分を見て「お金は汚い」とか「金儲けは悪いこと」とかいった間違った認識をしてしまっているわけです。

結局、お金を使う「人」次第ということなんですよね。

なんとなくのイメージでお金を捉えるのではなく、しっかりとした事実を見ていくことが、お金と付き合っていくには大切ということ。

変なイメージを持つことなく「私はお金が大好きだ」と堂々と言えるような世界になったら良いのになと思います。

日本人が、なんとなくのイメージでお金を捉えてしまっている例を一つ挙げましょう。

「楽して稼ぐ」と聞くと、「なにか悪いことをしているのではないか」と思う人が多いと思います。

ただ、実はそれは間違ってるんですよね。

そもそもお金を稼ぐということは、価値提供するということなんです。

お金とは、価値を数値化したものである

ちょっとだけ、お金が誕生した頃に戻って考えてみましょう。

昔々、お金がなかった時代、人々は物々交換をしていました。

例えば、Aさんは山菜を持っていて、Bさんは肉を持っていたとします。

Aさんは肉が欲しくて、Bさんは山菜を欲しいと思っていたとき、2人が肉と山菜を交換すれば、物々交換が成り立ちます。

しかし、このようにいつも物々交換がうまく成り立つとは限らないですよね。むしろ成り立つのはマレといってもいいでしょう。

そこでお金が誕生したのです。

もし、物々交換が成り立たなかったとしても、お金があれば

  1. BさんはAさんに肉をあげる代わりに、その肉の価値と同等のお金をもらう
  2. 後でそのお金を使って他の人から魚を買う

ということができます。

ここで注目してもらいたいのは、お金が誕生したことによりものの売買が格段に便利になったのと同時に、ものの価値をお金で測ることができるようになったということ。

つまり、相手に与えた価値の分だけお金がもらえるのです。

お金を稼ぐというのは本来そういうことなんですよ。

お金を持ってる人=価値提供をした人

現代の日本では、毎月決まった給料が払われたり、とりあえずタイムレコーダーを押せば給料が発生することになっています。

これにより本来のお金を稼ぐということの意味が見えづらい環境になってしまっているんですね。

ですから、「とりあえず自分が頑張ればお金がもらえる」「時間をかければお金がもらえる」と勘違いしている人が多くなってしまっているんです。

なので、楽して自分より稼いでいる人を見ると「自分のほうが頑張っているのに、なんで…?」となるわけなんですよ。

お金を稼ぐ上で大切なのは、「自分がどれだけ頑張っているか」ではなく、「相手にどれだけ価値提供できているか」なんです。

  • どれだけ頑張っても価値提供しないと、お金はもらえない。
  • 働いてなくても価値提供ができていれば、お金はもらえる。

先程お金は価値を測ることができると言いました。

これを言い換えるとあなたの収入というのは『会社、もしくはお客さんにどれだけ価値提供できているのかを数字で表してくれている成績表』ともいえますよね。

そうやって考えていくと、「お金持ち=いろんな人にたくさんの価値を届けた人」と言い換えることができます。

悪いことしてお金を稼いでる人もいなくはないですが、基本的にそんなやり方は長くは続きません。

長期にわたって資産を守り続けてるお金持ちのほとんどは、しっかりと社会へ価値提供をし続けています。

…そう考えると、お金って全然汚いものではないことがわかりますよね?

むしろイメージとは逆で、お金を持ってる人こそ、たくさん価値を提供し、社会をよりよくしていることがわかります。

まとめ

今回のまとめ
  1. お金はただの道具であり、それ自体に良いも悪いもない
  2. お金という道具を使えば、価値を測ることができる
  3. お金を稼ぐためには、価値提供をしないといけない

ということで、今回はお金の話をする上で、一番最初に知っておいてもらいたい話をしました。

今回の話がわかれば、「お金=よくないもの」という変なイメージは一切なくなったと思います。

なんとなくのイメージではなく、しっかりと事実を見てお金と付き合っていきましょう。

私たちの生活になくてはならない「お金」という存在、勉強した上で正しい知識を身につけていきましょうね!