お金の知識

【仕組みが大事!】労働所得より不労所得、労働節約より不労節約

こんにちは、マネ子です!

突然ですが「働かずにお金がほしい」と思ったことは、ありませんか?

私はあります(笑)

「働かずにお金を得る=不労所得」というイメージがありますが、働かずにお金を生み出すというのは、何も収入だけではありません。

そこで今回は、「不労」と「労働」をテーマに、働かずにお金を生み出す仕組みについて学んでいきましょう!

労働所得か不労所得か

皆さんは、労働所得・不労所得という言葉を聞いたことがありますか?

どちらも似たような言葉ですが、全くことなる所得です。

  • 労働所得:自らが働いてお金を得る
  • 不労所得:お金や仕組みが働いてお金を得る

両者の違いはたったひとつで、それは「働き手」です。

どういうことなのか?詳しくみていきましょう!

労働所得とは

労働所得は、自分の時間と体力を切り売りしてもらえる所得です。

会社員やアルバイトなどの給与所得は、基本的に労働所得に当たります。

労働所得が悪いわけではありませんが、お金持ちの多くが労働所得ではなく、不労所得を得ていること事実です。

もし今後、働かずにお金がほしい!と思うのなら、労働所得ではなく、このあとご紹介する不労所得を構築していく必要があります。

不労所得とは

不労所得とは、お金や仕組みが自分の代わりに働いてくれる所得です。

「お金や仕組みが自分の代わりに働いてくれる」とは、どういうことか?

具体例をみながら解説していきます。

  • お金(資産)が働く:株式投資、不動産投資、投資信託など
  • 仕組みが働く:アフィリエイト、ブログ、サブスクリプションなど

お金が働くというのは比喩的な表現ですが、簡単に言うと株式や貯金などの資産がお金を生み出す仕組みです。

仕組みが働くというのは、一度仕組みを構築すれば、その仕組みが自分の代わりにお金を生み出してくれます。

アフィリエイトやWebサービスなんかが代表的ですが、最近ではサロンなどのサブスクリプション(定額制)でお金を得るものも不労所得に近い仕組みと言えますね!

労働節約か不労節約か

皆さんは、「節約」と聞いて、どんなものを思い浮かべますか?

  • 安い卵を買いに隣町のスーパーまで行く
  • 電気をこまめに消す
  • 自炊をする
  • シャンプーはワンプッシュまで!

いろいろと想像できますが、実をいうと節約は2種類に分類する事ができます。

それが、「労働節約」と「不労節約」です。

  • 労働節約:自ら動き節約する
  • 不労節約:節約を仕組みかさせる

上記のように定義することができますが、もう少し詳しくみていきましょう!

労働節約とは

労働節約とは、簡単に言えば「自らが働き節約する」ことです。

なので先ほど節約の例に挙げたものは、すべて労働節約ですね!

安い卵を買いにわざわざ隣町まで行っていたら、それは完全に労働です。自分の時間を切り売りしていますからね。

このような労働節約は正直効率が悪く、あまりおすすめしません。

では、どういった節約をするのがいいのか?

それが次に紹介する「不労所得」です。

不労節約とは

では、不労節約とはどういったものなのか?例を見ながら解説していきます。

  • 格安SIMに変える
  • 保険を見直す
  • 家賃の低い所に引っ越す

などなど、簡単にいえば1度仕組み化してしまえば、何もすることなく節約をすることができるものですね。

もっと深堀して、より具体的な例をみると理解しやすいです。

不労節約の具体例

都内在住のAさんは、家賃10万円のマンションに住んでいました。

しかしAさんは、不労節約をするために郊外にある5万円のアパートに引っ越しました。

これによる不労節約を計算してみると・・・

10万円(古い家賃)ー5万円(新しい家賃)=5万円(不労節約)

ただ家賃の低い家に引っ越しただけで、月に5万円の節約に成功です。

5万円の節約は、5万円のお金を生み出すことと本質的には同じことなので、節約をして支出を減らすことは、とても重要です。

節約をするなら「労働節約」ではなく「不労節約」をするように心がけましょう!

切り詰めることがストレスになるのは良くない

皆さんはお金を貯めるには、どうしたらいいと思いますか?

お金を今より稼ぎますか?それとも支出を減らすために節約をしますか?

どちらも正解で、お金を貯めるには、収入上げて支出を少なくするのが一番いいです。

要するに・・・

収入>支出

この方程式が成り立てば、お金が余るので貯金ができるわけですね。

また、お金が貯まらない人は収入に目がいきがちで「収入が少ないからお金が貯まらない」と考えている人が非常に多いですが、それは少し違います。

しかし、実際はその逆で、支出が多いことが原因で貯金できない人がほとんどなんですよね。

心当たりのある方は、支出に関して見直す必要があります。

こちらの記事でお金の使い方に関してまとめてあるので、あわせてお読みください。

先ほどの式を見れば分かりますが、貯金ができるかどうかには、収入・支出と2つの指数が関わってきます。

その中でも特に、なかなか貯金できない人が意識すべきは、支出を下げること。収入を1万円上げるよりも、支出を1万円下げる方がずっと簡単にできますからね!

そして、支出を下げるときは家賃や通信費などの固定費を見直して、不労節約を目指しましょう!

不労所得構築は時間がかかるけど、不労節約構築は一瞬

働かずにお金がほしい!
寝ててもお金を稼いでくれる不労所得を構築させたい!

こんな事を夢見ている人も多いかもしれませんが、正直言って不労所得を構築するのは簡単なことではありません。

生半可な努力や覚悟では、到底到達できない領域なんですね。なんせ不労所得と呼ばれるもののほとんどが、時間をかけて構築していくものだから。

時間をかけて少しずつ資産を構築していくので、途中であきらめたり、勉強不足でうまくいかない事も多いでしょう。

ですので、

  • お金を貯めたい
  • 働かずにお金を生み出す仕組みを作りたい

こんな方におすすめなのが、「不労節約」を構築させることです。

不労節約は、家賃、通信費、保険などの普段から支払っている固定費を削減させてるもの。

  • 家賃→手取り月収の1/3に抑える
  • 通信費→格安SIMにする
  • 保険→独身の過度な死亡保障をやめる

などなど、固定費を減らせばいくらでも不労節約をすることができます。

そして、この不労節約の特徴は、こういった仕組みを構築するのが一瞬でできること。

一瞬は大げさですが、どれも数日、数週間あればできちゃう手続きばかりですよね。

先ほども言いましたが、5万円収入を増やすよりも、5万円支出を減らす方が圧倒的に簡単ですからね!

電話一本支出を減らすのか?残業をしてお金を稼ぐのか?

ここが、お金の扱い方がうまい人とそうでない人の分かれ道です。

収入>支出

まずは、月の収支がこの方程式になるように、支出を見直すことを強くおすすめします!

まとめ: 収入も節約も仕組みが大事

今回のまとめ
  1. まずは不労節約を構築しよう
  2. 貯金するには「収入>支出」が大前提
  3. 収入を増やすのも、支出を減らすのも本質的には同じ

今回は「労働」と「不労」をテーマに、収入と節約について解説してきました。

記事の中で、「まずは、支出を減らそう!」と強くお伝えしましたが、重要なのは、収入・支出に限らず「仕組み」を作ること。

要するに「不労」の状態をどれだけ作れるかが、お金を生み出すためには大事なんですね!

ぜひ皆さんも、不労所得だけでなく、不労節約も頭に入れて日々の行動を見直してみましょう。